2019年1月30日水曜日

PERFECT FIT 2巻

スケベだった!!!

表紙のオレンジすごくきれい!
お話はなんていうか…こんなのは世界一初恋だよな…初恋×初恋でしょ…わかるよ…
マシモ氏かわいかったな
左腕の欠損にまつわるあれこれに何かいろんなことを思うんだけどうまく言葉にできない

たなとさんの絵めちゃくちゃ好きなんだけどアナログなのこの間知ってマジ〜〜!!!!!ってびっくりしちゃった
アナログ、生原稿が存在するという点で胸がドキドキしてしまう

PERFECT FIT 2 (on BLUEコミックス)

わたしの宝石

タイトルがはちゃめちゃに良い。

・さみしいマフラー
こんな最初から最後まで「さみしさ」でできたお話初めて読んだってくらいさみしい話だった まださみしい
・ポコタン・ザ・グレート
面白かったし読ませるなあ〜と思ったけど何かこう喉に小骨が刺さったようなひっかかりが抜けない話だった でもすごくよかったよ、誠を尽くす…
・マンマル荘の思い出
ものすごくあたたかくて優しくて、とてもさみしい話だった
・ボジョン、愛してる
世にアイドルを愛するファンのこころを描いた物語はたくさんあるけどその中でもとても「わかる」話だったと思う 胸に宿る消えることのないともしびのような光
だから、僕は思うだけだ――キミが少しでも長く、その笑顔を見せてくれることを願って、ただキミを思い続けるだけだ。いや、たぶん僕ばっかりじゃない。世界中のキミのファンが、きっとそう思っているに違いないよ。
違いないよ。
・想い出のセレナーデ
あまり好きではない
・彼女の宝石
これもあまり好きではなかったかな

全体的にルッキズムとか女性差別についてがけっこう書かれていたと思うけどそこまで書くのにそこ止まりなのか…みたいな つんのめる感じがちょっとあったな
さみしい短編集でした 面白かった

文春文庫『わたしの宝石』朱川湊人 | 文庫

2019年1月27日日曜日

メアリー・スーを殺して

乙一さんのひとりアンソロジー。

良かった〜。どれも面白いけどやっぱり表題作がすごかった。良かった
 だれかの世界を借りて小説を書いていたとき、そんなことはおもわなかった。だけどその日ばかりは、彼女に救いをもとめなくてはふみだせなかった。うぬぼれがほしかった。書くことの恐れもいだかず、無我夢中で前にすすんでいた昔の熱量が。
中学高校時代にノートに延々書いていたたくさんのオリジナル小説のことを思い出したよ
何も怖くなかったよな いま思うとま〜〜〜稚拙だし中二病丸出しだしどうしようもなかったと思うけどあの熱量にはもう勝てない 何も怖くなかった
わたしはいまでもメアリー・スーを殺せないけど年々彼女にできることは少なくなっていく ひとをひとり救うというのはとてつもなくむつかしくて妄想の中ですらうまくいかない

メアリー・スーを殺して 幻夢コレクション (朝日文庫)

2019年1月26日土曜日

若社長と純愛ごちそうキャンプ

(1/25読了)
良かった。キャンプの描写が素敵でキャンプしたくなるほどだった。
今城先生のBLはカップリングがドンピシャ好みなのかというと全然なんだけどとにかく文章が好きみたいで見かけたら買ってしまう
会話文の丁寧さも本当にいいですよね ともすればこんな喋り方する人間たちいないでしょと思うほど丁寧に喋るんだけど地の文も全部丁寧に書かれてるので全体的にしっくりくるし気持ちがよいほどだと思う
「俺は◯◯が××だと思うんです」「そうだね、俺も◯◯が××だと思う」「あなたもそう思ってくれて俺は嬉しいです」みたいな丁寧さなんですよ 好き…

作中の女性がこれからキャンプをはじめるひとへ贈った言葉が良かった

「いつもと違う環境の下、疲れた、できない、もうこりごりだと思うことは当然で、けれどもそれらもいつか思い出のひとつになることでしょう。そのときに一緒にいたひと、またそのあとで時を過ごしたひとたちと、そうした想いを語って分け合えますように。うまくいくときもいかないときも、誰かがきっとあなたの傍にいますから。おなじ空の下、闇のなかで灯りを囲んだ。その光はきっといつまでもあなたの心を照らすでしょう。あなたに続く空の下で、わたしはそう願っています」

若社長と純愛ごちそうキャンプ:刊行情報 | 幻冬舎コミックス GENTOSHA COMICS

ダンゲロス1969 2巻

買い忘れていたのを思い出して1/24購入
清姫さんものすごく良い…かわいい…
原作者の物の考え方とか倫理観、倫理観というのもちょっと違うんだけどなんていうか昨今の創作物への批判なんかをバカにしてそうな雰囲気がうっすら匂っててウッとなることがあるんだけどま〜話は面白いし 横田先生が出力時にだいぶ色々考えてやってくれてる気配がありとても読みやすいと思う これは戦闘破壊学園のときにすごく思った
原作も読みたいけどどうしても電子版の小説が読み辛いのでいまだ検討中

『ダンゲロス1969(2)』(横田 卓馬,架神 恭介) 製品詳細 講談社コミックプラス

マスカレード・ホテル

(1/23)
良かった。画面が面白いけど大きいスクリーンだと目と脳が疲れたので家のテレビくらいがちょうどいいのかもしれん。
松たか子が良かったですね掛け値なしに…松たか子の声だな?と思って見てたら最終的にTHE松たか子ショーだった

頻繁に長澤まさみのスカート短すぎない…という気持ちになった 長澤まさみというか女性従業員の制服のスカートが短いんだな、言うて膝ちょっと上だけど
場合によっては走り回ったり急いで駆けつけたりしなきゃいけないのに女性従業員だけヒール指定っぽいのもなんかモヤッとした 足がグネッとなりかけながら走る長澤まさみ、つらかったね

高いホテルに泊まりに行きたくなる映画だった。ゴネて部屋をグレードアップしてもらおうな(ダメです)
EDの絵がすごく良かった

映画『マスカレード・ホテル』