スクリーンを意識してか全景があまりなく登場人物のアップが多いんだけど、そのぶんここを見ろ!大事なのはここ!今ここ!この表情見た!?そしてこう!こうこうこう!という流れがめちゃくちゃわかりやすく演出されててわかる〜〜〜〜!!!!!!!!になった
友達の死体を綺麗にする感はわたしが見ることのできた2019年大阪版に比べると薄まっていた気がする
ユウマが演者の光属性と若さによってか「コウイチの最後のショーを光り輝かせてあげたい」みたいなふうに見えてたけどタツヤは「コウイチの最後のショーに共に立っていたい」って感じだったな
上田竜也のライバル、めちゃくちゃ良かった めちゃくちゃに情念の男だった
わたしが中山優馬くんにものすごい光を見すぎているせいでユウマを見るにあたってその先入観がノイズになってたところがあるんだけど、上田竜也が演じるとアー!!!!!これはダメだ!!!!!!これは!!!!!!ダメだ!!!!!!!!!!なにもかもおしまいだ!!!!!!!!!もう取り返しがつかない!!!!!!!!!!!!と受け取ることができておしまいになった
上映版ならではの演出・編集が色々あったけどタツヤの慟哭とコウイチの断末魔の叫びが重なるところがすごく良かった
刀がスポーン!!って飛んでいくところは近くで見るとだいぶ面白かった
あとなんかやっぱ乳首って出てると見ちゃうな…お、乳首だな…って目がいっちゃう パンフにも乳首があってお、乳首だな…って見ちゃった
絵にするときに乳首省略するのは理にかなっていると思う 乳首を見てもらう理由がないときはノイズだもんな でも乳首だってノイズのつもりでついてるわけじゃないんですよ ノイズなのはおれたちの視線
斜め上からのアングル、近距離で見る階段落ちはものすごく恐ろしくて、あれもうやめたほうがいい…と思った
やめたほうがいいよね…タツヤだって「何かあってからじゃ遅い」って言ってた
コウイチ、あれでめちゃくちゃ追加ダメージ受けてトドメになってると思うし…
序盤の飛ぶコウイチ、また「人間って飛べるんだな〜」と思った
ぐるぐる飛ぶのに合わせてスピーカーから聞こえる歌声もぐるぐる回っていて素敵だっ
序盤の飛行に比べると終盤の飛行は「飛ばなければならない」という緊張感がすごくて飛べるんだ感がそんなにない気がするな、意図的なものだろうか 難易度も全然違いそうだしな
パンフレットが良すぎて百万回読んでる
コウイチの正義は決して、全ての人にとっての正義ではない。トップに立つことができた、一握りの存在の一人であるコウイチは、物事は立場によって見え方が異なることが理解できておらず、それが作中の悲劇を呼ぶのでしょう。
タツヤにとってコウイチは、反発しながらも、家族のような存在です。そんなコウイチに『Japanesque Show』の前に”お前は、もうステージに立つな”と言われてしまう。その言葉を聞いたタツヤは自分が切り捨てられたと絶望し、ならば全てをめちゃくちゃにしてやる!と、刀をすり替えてしまいます。良くない?そんなあ…そんな…ハァ…
自分が近付くものを焼け焦がす太陽であることに気付かず、そして自らも燃やし尽くす太陽の男と、太陽に焦がれて燃やし尽くされる情念の月の男…
一年後のショーでパーカッションの人出てくると「パーカッションの人!一年後も元気で…一緒にやっているんだね!!」と思う
最後の挨拶で「(コロナ禍でなんやかんやで)”Show Must Go On”というのは”幕を開けなければいけない”という意味ではなく、”次のステージに進むためには何をすればいいか”を考える機会になった」みたいなこと言ってていいな……と思った
作中でショーを続けろ、ショーを続けろと言うけどショーを続けるって何があってもショーをそのまま進行し続けるって意味じゃないと思うし
それにしたってほんとタツヤの情念 たまんなかったな
苦しかった…おしまいだ…
でもやっぱり真剣が突然出てくるのは納得しきれねえ 誰が真剣を用意し、すぐすり替えに使えるような保管の仕方をしていたのだ…
今回映画っぽい雰囲気で見られたことで、アニメとかにならねえかな…という気持ちになった
それかノベライズとかされないかな、加藤シゲアキ先生とかで…
TOHOシネマズ日比谷では3月末まで上映するそうです。いいな〜