2020年3月17日火曜日

アクタージュ

現在エピソード進行中の「羅刹女編」について。覚えていたいので書いておこうと思い、書きます。
・「山野上花子」の著作「羅刹女」の舞台作品を2チームに別れて興行し、勝敗を決めようという話
以下公式サイトより引用

舞台の主人公は、「西遊記」に登場する天の風の神「羅刹女(らせつにょ)」。彼女は、夫である「牛魔王(ぎゅうまおう)」の女遊び、息子「紅孩児(こうがいじ)」出家の悲報に日々怒りと悲しみを募らせていた。 そんな彼女の元に現れたのは息子の仇である「孫悟空(そんごくう)」。彼は天竺への旅の行く手を阻む「火焔山(かえんざん)」の炎を消すため、彼女が持つ宝具「芭蕉扇(ばしょうせん)」を借りに来たのだ。それを拒む羅刹女に対し、様々な知恵を働かせ、芭蕉扇を奪おうとする孫悟空。
羅刹女は孫悟空に憤慨し大立ち回りを演じるが、徐々にその怒りは目の前の敵、孫悟空ではなく、長らく不在にしている夫・牛魔王へと向かっていく。 これは、ある一人の女の、嫉妬とも自己嫌悪ともつかぬ、「怒り」の物語——。

今週のWJで自身の演出する「羅刹女」について黒山墨字が説明した解釈が本当に嫌で仕方なかった。あまりにも嫌なので書き残しておきたいので書いています(2回目)

「山野上 あんたが向き合うべきだったのは無理矢理作った敵でも自分の中の炎とやらでもねぇんだよ どうしてもそれを愛してしまう そういう自分を許すことだろ "羅刹女"は"怒り"の物語じゃねぇ 手前の気持ちを認められねぇ女が孫悟空に背中を押される そういう"救い"の物語だ」

花子が自身の"演出"で役者たちに仕掛けたことはとうてい許されることではないし、そもそもこの羅刹女という作品が面白いのかどうかさっぱりわかんねえしアクタージュが繰り返し描写する「観客の軽視」が嫌で嫌で仕方ないんだけども、それにしたって黒山墨字の「解釈」はひどい
面白いかどうかは置いといてただとにかくこの羅刹女という作品には花子の生々しい怒りが、花子という女の怒りがこれでもかこれでもかと詰め込まれた作品なのは間違いなくて、それを男性である黒山が「怒りの物語ではない」と全否定するのが苦しくてたまらなかった
わかりはするんですよ、怒りの物語ではないと思ったのは本当だろうし花子が無意識的にせよ求めているのは確かに怒りのその先であろうし
でも「怒りの物語じゃない」と全否定するのはどうなの それはお前の解釈でしかないとわたしは思った!
黒山が物語の中に「救い」を見出して、そのように自身の舞台では演出しようとするのは何もおかしいことではないしそれこそが原作者の手を離れて他のクリエイターたちによって別媒体で産み直される「作品」の醍醐味だと思う
でもまるで黒山の言い方じゃ「羅刹女」原作そのものが怒りの物語ではなく救いの物語だと言っているようで、そんなことあるかよ、どうしてこの燃え盛る狂おしいバカみたいな怒りを否定されなきゃいけないんだ
怒りの物語であることは間違いないし、救いの物語であることもたぶんそうなんだろうけど、どうして両立させてはいけないんだ、何より軽視されがちな「怒り」をただでさえ何よりすばらしいとされがちな「救い」で上書きしてしまうの そんな身勝手あるかよ
黒山は以前も「銀河鉄道の夜」のカムパネルラのことをエゴイストだと言い放って、その時も思ったけどもとにかくそういうセンセーショナルな「解釈」で他のすべてを塗りつぶそうとする
そういうキャラクターなんだろうけども、もしわたしがアクタージュの世界に存在する群衆のひとりで、山野上花子の「羅刹女」を読んでいたとして、どこかで黒山が怒りじゃねえ…救いだ…!と発言するなり書き記されるなりしたら怒り狂ってだからこいつ(黒山)の作品は嫌いなんだと吠え倒していたと思う 花子の羅刹女(原作)が面白かったかどうかは置いといて、間違いなくこの生々しい怒りは受け取っていただろうから、絶対にキレてキレてキレてめちゃくちゃブロックされたりしてたと思う

それはそうとして花子演出の羅刹女何がおもろいねんこれ!!になってたと思う

原作の結末や流れに否を唱えたい、自分の思う「救い」を与えたいと思ってする二次創作はこの世に確かにたくさんたくさん存在していて、「合う」もあれば「合わねえ〜〜〜」もたくさんあって、その中には「原作そのものを否定したくてする二次創作」もあって、どれも「悪い」ものじゃない 良いとか悪いとかの話じゃない どれもこれもそれはひとびとの「祈り」だと思う
黒山の「解釈」だって悪いものじゃない、良いとか悪いとかの話じゃない
わたしは黒山墨字が嫌いなのでま〜〜〜〜〜〜〜〜〜たこいつこんなん言いよった許せん何が許せんのか考えて文字にしておこうこれがわたしの怒りだ!!!!!!!!!!!!!!!というのがこの投稿です

これがワイの怒りや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ともあれエピソードはまだ中途であるし、この後なんかあるかもしれんので、この怒りは3/16(もう17日だ)の怒りとしてここで締めとさせていただきます。これが俺の怒りや

舞台「羅刹女」公式サイト