2021年10月12日火曜日

マスカレード・ナイト

 2019年公開『マスカレード・ホテル』の続編。ネタバレあります。

またあのホテルで事件起こるの?大変だな…と思ってたが作中人物も「また!?」みたいな反応だったので面白かった。
冒頭の木村さんのアルゼンチンタンゴ、あまりにも『美』でそら当初の予定より尺伸びるわ。またここは新田がタンゴの先生である女性を口説こうとしているシーンなわけで、お色気ムンムンでハワワ〜!でした。
後半でもう一度木村さんは踊るのだけど、冒頭では男性としてリードをやっていたのが後半では男性としてフォローに回り、男性同士のアルゼンチンタンゴを見せるのです。ちょっと!そんなことあります!?最高。パンフレットでも言及されてるようにフォロー側だからといって女性のように踊るのではなく、男性としてのダンスと色気でめちゃくちゃかっこよかった。お相手も木村さんのパワーに負けないかっこうよさで、やだーもっと尺取って!無限に見せて!と思っちゃった。

沢村一樹がクソ迷惑客で嫌すぎてさすが沢村一樹だぜ〜!と思った。途中で正体は察したんだけど、だからこそ他のお客さんに迷惑かけるのはダメでしょ……山岸さんも山岸さんだよ。いくらお客さまの要望には必ず応える、無理と言ってはダメという信念(ルールなのか?)とはいえ「あの女性客と今夜のパーティーで踊りたい、セッティングせよ」に応えちゃダメでしょ。「ふたりで話す場をご用意します(その後の交渉はご自分で)」が正解なわけねえだろ!めちゃくちゃでけーサプライズプレゼント先にされて「実はあのお客さまからです…お話したいそうです…」って言われて「会いたくないです」って言い辛すぎるし会って断るっていうのもあまりにも負担かけすぎ!そもそも何の関係もない泊まってるだけの(しかも夫婦で)客に「断らせる」ってコストをかけさせるなよ〜〜〜〜〜〜という気持ちでいっぱいで、絶対このホテル行きたくねえ〜〜高い金払ってこんな目に遭わせてくるホテル最悪すぎる〜〜〜〜〜〜〜口コミにめちゃくちゃ書くしツイッターにも書くわ マスカレード・ナイト、すごーーく面白い映画だったけどここだけはマジで真剣に最低最悪で、100点満点の減点方式とすると俺はこの部分で80点マイナスする。いま誰かと会ってお酒を飲みながらこの映画の話をしたら、ゆうに30分はここの不満をでっけー声で話し続けてしまう。誰かと会わないしお酒を飲みながらでっけー声で話さない環境で良かった。良くないんだけど。1時間は話すかもしれない。あまりにも不満すぎてもうこの部分の言及これ以上言うことないのにまだ腹立ってるから改行すらできないんだもんね。次に行けねえ〜。「会いたくないので断っておいてください」と言ったところで向こうは自分の顔を知ってて同じホテルに泊まってて同じパーティーに参加するんだぜ。もう当初の気持ちで楽しめねえだろ

落ち着いた。次に行きます。
関根くんが何か前作以上に新田さん新田さん!わふんわふん新田さん!新田さんわふん!わふん新田さんわふん!という感じでかわいかったね〜。刑事として経験を積み成長することで新田さんに元気よく絡むようになったか?
客として潜入してる刑事たち、ず〜〜〜〜〜っとロビーにいるのであの人ずっといるな…って怪しまれないか?と思ったけど沢村一樹もず〜〜〜〜〜っといたので問題ないと思われた。
今回もさんまちゃんは出ているらしい、前回は全然わかんなかったけど今回はどうかな?と思ってたら気付かないのはさんまちゃんを知らない人だけ、というくらいの出方で笑ってしまった。人間の顔見たくねえ〜って要望出して泊まりに来てあれはそら悲鳴を上げるよな。解決方法が「それは無理でしょ」すぎて面白かった。無理でしょ。
博多華丸、怪しすぎて良かった。麻生久美子さんも美しかったね〜!
タイマーについてはめちゃくちゃわかりやすく残り時間を描写してたせいでだいぶ茶番感強かったな……時計といい、丁寧に伏線を張りすぎではないか?と思ったがこれは個人の好みにもよるだろうな 丁寧な伏線描写そのものは大好き
パンフレットがオシャでよかった!


ここからすごくネタバレ


映画『マスカレード・ナイト』公式サイト

犯人、男性として生活しているというには説得力が弱くないか〜〜〜〜と思っちゃった。もっと男性として生活しているという設定に本気で向き合ってほしかった……。一回疑いが晴れたらもう疑わんやろ?というつくりは良かったと思う(正直びっくりした)
原作から性別変更されてるということで(わたしは男性設定が女性設定になったというよりはトランス男性設定になったんだと思ったが…)なんか「女は怖い」なのか?と思わせる点がままあってちょっと嫌だったな。前作も怖い女が犯人で、今作もまあそういうことだし、作中もパンフ読んだ感じも「男性役を女性が演じた」じゃなくて「男性設定のキャラを女性設定に変えた」ってニュアンスだし…
容疑者たちも男性はだいたいこう…弱々しくて流されてて…って雰囲気だけど女性はみんなウワ怖!という雰囲気で…なんだかな…という印象は拭いきれんかったです。
そういう印象だったけど全体としてはよくできてて画面も美しくて面白い映画だったので見に行って損は0だった!
最後の謎演出はそれ毎回やるんだ……と思った