めちゃくちゃ良いゲーム、でもメインストーリーは薄いし短いし結末は明確に大嫌いな部類のものだったのでまだイッッッとなってる。エピソードあれそれはまだやってなくて小説も未読、クリア後本編を満足するまでやってから手を出すか〜と思ってます
だらだら書くぞー!
最初は要求される移動距離がいちいち長くてイライラして、ガソリン入れるたびに挟まれる演出にイライラ、宿泊しないと上がらないレベルにイライラ、あれにイライラこれにイライラしていて信頼できる筋の高評価がなければもうやめてたぞくらいの勢いだったんだけど、延々サブクエストをやりながらたどり着いた拠点で宿泊した日に「理解」が来た。
その日は朝から雨が降り続いていて、雨だと暗いし視界も悪いから嫌だな〜と思いながらモービルキャビンに宿泊。ボタンをぽちぽち押してプロンプトに写真を見せてもらって、次の日の朝、目の前に広がったのがこの景色だった。
濡れた道路が朝日のきらめきを受けて輝いていて、「どうしてこんなにきらきらしてるんだろう」と一瞬考えこんだ。「そういえば昨日は朝からずっと雨が降っていたな、寝ている間に雨がやんで、それでこんなにきらきらしてるんだな」そう思った瞬間自分が今この世界で「生活」をしていることに気付いた。FF15は「体験」だというようなことを当時言われていたのを何となく覚えていて、まあ言いたいことはわかるけどさ〜と思いながらプレイしていたけど、それがこの瞬間に一気に腑に落ちて、自分が今ノクトたちと一緒に「体験」をしていて、「生活」をしてるんだと理解してしまった。呆然としながらしばらくこの景色を眺めていると、いつしか道路は乾いていて、ああ昨日受けたままのクエストをやらなきゃ、と歩き出して、そこからはもう長い移動距離もガソリンを入れるたびに挟まる演出もあれもこれもなんにも気にならなくなっていた。わたしは「生活」をしているんだから、そりゃ移動には時間がかかるしガソリンを入れるたびにちょっと待たなきゃいけないよな。そうするともう何もかもが楽しくて、COVID-19の影響で仕事と買い出し以外はどこにも行かずにずっと家にいてさすがの超インドア派でもくさくさしていた気持ちがぱーっと晴れていくのを感じた。仲間たちと車に乗って、音楽を聴きながらいろんな景色を眺めて、突然車が止まったかと思ったらイグニスが「モンスターの移動だ」と教えてくれて前を見るとモンスターの群れが道路を横断していて、動き出した車から移動していったモンスターたちを眺めて、向かった先で釣りをしたりキャンプをしたり、楽しくて楽しくて仕方がなかった。わたしは時にノクトだったし、時に5人目の仲間だったし、時にすべてを見守る天の目だった。大変なことが起こっているのに何のんびり釣りしてんだと思いながらちょび…ちょび…とメインクエストを進め、その時できる限りのサブクエストを受注して消化し続けた。プロンプトが日々撮影してくれる写真は涙が出るほど愛おしくて、ずっとずっとみんなで旅をし続けたかった。
旅の中でみんなの良いところや悪いところをたくさん見た。
ノクトは本当に良いやつで、ひとと関わるのが大好きなんだろうなあと思った。サブクエストで関わるひとたちに軽口を叩く姿が可愛らしくて、釣りに夢中になって「あと一回!」とねだるのも可愛かった。(釣りをし続けていたのはわたしだが…)
でも胸のうちに抱えているものを全然話してくれなくて、自分からも言わないし水を向けられても言わない。心配でならなかった。だから神の声を聞いて頭痛に苦しんでいるときなんかも心配で心配で、嫌なら嫌だ、苦しいなら苦しいって言ってくれ、どうかわたしに抱きしめさせてくれと思いながら物語を進めていた。どうか誰かノクトのことを抱きしめてあげてくれ、そして何もかもをうまく進めてくれ、なんてなんにも叶わなかったんだけど。今ちょっと泣いてる。
イグニスも本当に良いやつで、ちょっと口うるさいけどすごく真面目でノクトのことを大切に思ってて、車の運転がうまい。(一回だけ切り返し損ねて「…すまない…」みたいになってるところを見たよ。わたしが運転するとすぐボカーンってなってフロントガラスが切ないことになるのでイグニスはすごいと思う)コーヒーが好きなのかエボニー限定なのか、コーヒーが好きなのならコーヒーの話をしてみたかった。コーヒーが好きならキャンプでコーヒーを入れるためのグッズを揃えてそうなのでエボニー限定なのかな。槍を使う姿がものすごくかっこよくて、「竜剣」にはキャハー!!となっちゃった。イグニス、竜騎士なのか!?ジャンプしてくれ〜!(アラネアがジャンプした)生活に関することには口うるさいけどノクトの王、王子としての行動にはあんまり厳しいこと言わない印象があったな。だからグラディオが言うんだろう。
プロンプトは本当に本当に本当に良いやつで可愛くて可愛くてギュギュギュと抱きしめてチューしたい最高に可愛い男の子。ここで言うチューしたいとは可愛いネコチャンなどにア〜〜!!!カワイ!チューしたい!!したろ!!!!みたいな感覚のチュー。今100時間以上プレイしてるけど間違いなく99時間はプロンプトのこと考えてるしチューしたい。本当に可愛くて良いやつ。場の雰囲気を軽くするために立ち回ってる印象も強いけどそれ以上にわりとわがままを言いまくってて、ノクトのことをめちゃくちゃ信頼してるし大好きなんだろうなと思うと愛おしくてたまんなかった。どっかのホテルに泊まったときに屋根の上で会話イベントが始まったときは俺…プロンプトを攻略しちゃうのか…!?と思ってびっくりした。想像してたよりだいぶ重い事情を抱えてて、なんだよそんなこと、なんでそんなこと、言ってくれれば良いのに、誰もそれを悪くなんて思わないのにと思ったけど、それはわたしがプロンプトじゃないから言えることなんだよな。本当に本当に可愛くて優しくて良い子、愛おしい最高にすてきな男の子だった。
グラディオは良いやつなのはわかるが絶対に許さねえ〜という気持ちが超デカい。旅をしながら、こいつ見た目や雰囲気よりだいぶ子供だしお坊ちゃんだなと思ってて(あとで年齢を見て納得)だからなんでそこでそういうこと言うねん叱咤激励のつもりか!みたいなムーブにも納得感はあったが、あとでちゃんとそういう自分の行動について省みるところあったのかなあ…というのが気になって仕方ないところ。でも良いやつなんだよな。ノクトがグラディオのことすごく信頼してて好きなのが伝わってくるたびにだからこそキリッと胸張って兄貴ぶってみせなきゃいけなかったんだ〜と思った。それでも列車でのあれはひどかったし、八つ当たりでしかなかったので謝ってほしかったな。若いししょうがないね。まあ十年経っても一緒だったけどな。
そんな風にずっと楽しく旅をして生活をしてきたので、ただでさえ嫌いな部類の結末が嫌で嫌で仕方ない。
こんなのノーマルエンドですらない、この後のより良い結末を迎えるための周回の前振りのバッドエンドくらいのもんでしょう。白龍の鱗を使って時空を遡れ。そして我らが王を救い、全員攻略ののちアーデンルートを解放、アーデンを攻略して大団円を迎えなきゃいけない。
エピソードほにゃららやら小説やらでいろいろあるみたいだけどゲーム本編でお出しされた結末がこれでしかないのが本当に本当に嫌だし2010年台後半にもなって何を良い話ふうに収めてるんだ。誰かの命を犠牲にして救われた世界なんてごめんだ。叛逆の物語は2013年だぞ!!えっ2013年…!?「FINAL FANTASY XV 叛逆のKB」が必要なんだよ。
ノクトは全然胸のうちに抱えたものを話してくれなくて、ただ夢や回想の中からどれだけルナフレーナのことを愛していたのかをうかがい知るくらいしかわたしにはできなかった。案の定オルティシエでぽっきりと折れてしまって、折れてもまだノクトは自分の悲しみも苦しさも激情も叫ばずにもっと抱え込んでうずくまってしまっていて、グラディオがワッッッとなってしまう気持ちもわからんでもなかった。(この陰鬱な時期につとめて明るく振る舞うプロンプトがあんまり健気でわたしは苦しくてたまらなかった)
だからあの結末のあとに、最後のキャンプでの会話を見せられたのが余計に嫌で嫌で嫌でまだ消化しきれない。
ずっとずっと何もかも抱え込んできたノクトが、みんなの前で「つらい」と言った。泣きながら「つらい」と言ってくれたのに、仲間たちはそりゃそうだとか聞けてよかったとか言えたじゃねえかとかで終わらせてしまって、やっと聞かせてくれたのに玉座に向かうのを見送ることしかしてくれなかった。わたしがそこにいれば行くなと言ったし嫌だと言ったし泣いてわめいて引き止めたのに。絶対に他の道があるはずだと、諦めたくないと泣いてわめいたのに。四人ともみんなかっこうよくキメて行ってしまったし行かせてしまった。何もかっこうよくない。こんなものがゲーム本編のエンドだなんて絶対に認めたくない。叛逆の物語をよこせ!!!!!
わたしがそこにいれば白龍の鱗で時空を遡って誰も死なせないで世界を救う道を見つけるために戦ったのに。わたしはそこにいないのでなんにもできなかった。
先述のFF7の感想でも触れたけど、FF15はまさに「体験」の物語で、もし配信で見ていればわたしは「こういう話大っ嫌いなんだよね」で終わってたと思う。本編クリアまで80時間強?かかってると思うんだけど、80時間の「体験」がFF15を「大っ嫌いな結末だったけど大好きなゲーム」にした。プレイできてよかったと思う。発売当時にプレイしなかったことすらわたしにとっての意味があったように思う。
朝日にきらめく濡れた道路、ぶつけまくった車、何が起こってんだかわからないまま敵を殴り続けたさまざまな戦闘、つくってもらったいろんなごはん、あちこちで食べたおいしいごはん、調子に乗って難題を押し付けまくってくるサブクエストの人々、あちこちで撮った写真、道路を横断するモンスター、遠くに見えるめちゃくちゃでっかいモンスター、早朝から日が暮れてもまだやり続けた釣り、めちゃくちゃでかい魚を喜んでくれた仲間、みんなで見ためちゃくちゃでかい鯨、キャンプ道具を片付けない仲間たち、暗い洞窟をゆっくり歩くみんな(走れ!!!!!!!!!!!!!!!)、状態異常を受けて喘ぐ仲間たち、喘ぎに色気がないグラディオ、グラディオが戦闘終了後になんか拾ってくれんの犬みたいでかわいい。ダンジョンから出てきたときにまだ入り口で待ってくれていたチョコボ、雨の日だけいるすげーでっかいカエル、ワンプレートの仕切りを無視してドェ〜ンと盛り付けられた料理、カエルを捕まえるのがうまいノクト、チョコボのヒナってそんな感じなんだ!?という驚き、必死に釣ったマグロ、店の出入り口にたまってて邪魔な仲間たち、強風に髪型を気にするプロンプト、魚は釣るのも食べるのも好きなノクト、野菜が嫌いなノクト、「虫ダメだったよな?」「オレ?うん、全然ダメだね」「だよな、オレも」、道端で車が故障して途方にくれてるひとをせっせと助けるノクト、すっげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でかい亀、泳ぐチョコボ、串焼きの肉を毎回食わせてくれる屋台の兄ちゃん、みんなでぶっ潰した帝国基地、プロンプトの銃の連射音がでかくてびびる、オルティシエのうつくしい街並み、妙に元気なゴンドラ乗りの兄ちゃん、ショーウインドウに飾られたルーナのウエディングドレス、すっげ〜〜〜〜〜〜〜〜でかい鳥、猫缶、ついていくのがめちゃくちゃ難しかったアーデンの車、めちゃくちゃ遠いガーディナ渡船場、人参だけを作り続ける畑、みんなオレの好きなものだぜ。
マジほんまあの結末は大嫌いだし許さない。わたしはこの手に握った白龍の鱗で必ずみんなが幸せにいられる道を探し出してみせるし絶対に諦めない。行くぞ八葉オレについてこい!!!!!!!ノクトを絶対に死なせない!!!!!!!!!!!!!みんな!!!!!!!やってやろうじゃねえか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうすぐ発売の遙かなる時空の中で7をめちゃくちゃ楽しみにしています。
なんか思いついたらまた書こ。
ちなみにこの結末に苦しめられてはいないし傷ついてもいない。ただただ怒っていて腹を立てている。わたしは誰かを犠牲にして救われる世界が大嫌いで、よっぽど「うまく」紡がれない限りこんなもん認めてたまるかと怒り続けるようにできている。
FF15に関しては、10年すっ飛ばされたのが特に「雑!!!!!」と感じる部分だと思う。
75時間だったな。
FINAL FANTASY XV (ファイナルファンタジー15) | SQUARE ENIX
2020年6月15日月曜日
2020年6月8日月曜日
FINAL FANTASY VII REMAKE
リメイクが発表された時、絶対これに合わせてPS4を買うと決意していて実際そのようになりました。
プレイ中はFF7Rの欠点はミッドガル脱出までなところとミッドガル脱出までなのに1万円するとこだよと思ってたんですけど、いざ終えてみるとミッドガル脱出までしか入ってないというのが欠点としてカウントされなくなったし、何ならもうこのまま続きが発売されなくても良いんじゃないかと思わされるくらいとんでもないものを体験させられた。こんなことがあるのか。あった。
グラフィック、映像、文句なし。めちゃくちゃリアルな割に見辛いとかわかりにくいとか酔うとか(もともとゲームで酔ったためしはないんだけど)そういうのもなく何をどうやったらこうなるんだ…。FF7Rのあとすかさず15を始めたんですけど、比べるとありとあらゆる部分から違和感がなくなっていて技術の進化に時間差で驚かされました。マップがわかりやすく、人物の動きがめちゃくちゃ自然。
そこいらの群衆の中に当たり前のように有色人種がいて、クリア後情緒がめちゃくちゃになりながら見直したACCでは全然見当たらないな…という印象だったのでそこも変わった部分なんだな…と思う( AC2005年ACC2009年)
バトルシステム、大好きなやつなので大はしゃぎで遊べた。キャラをぽんぽん切り替えていけるのが楽しかったし、ティファのスピード感と高火力が嬉しかった〜!踊るようなエアリスの攻撃モーションも素敵でかわいかった。敵キャラのモーションはルードとルーファウスのが最高に良かったな…
2020年にこのグラフィックであのストーリーはさすがにキツかろうと思ってたんですが上がった映像の解像度に合わせてキャラ・物語の解像度も上げてきていてこういうふうにすればいいのか〜!と思いました うまい…そして解像度が上がれば上がるほどよくわかるバレットの憎めなさと悪質さ…みたいな感じでなんかね…2020年にこうやって改めて考えることができるの、嬉しいな……って思った…… このレベルでシドのエピソードがそのままお出しされたら普通に無理そうなのでなんかうまいことやってほしい。
クラウドがかわいい。
エアリスとティファが"連帯"していてたまんなかったな〜!クラウドを挟んでお互いライバル的に意識しつつ、それはそれとしてお互いのことが好きで友達でありたい、というのがしみじみと描かれていてよかった。エアリスがティファのことすぐに大好きになっちゃって、ティファもちょっとびっくりしたけどエアリスのことが大好きになっちゃってるというのがとても伝わってきて、よかった。一緒に買い物に行くところが見たいな、雰囲気の良い小物とかを。
列車墓場のイベントがとにかく良かったよね、誰かに見つけてほしかった女の子をティファとクラウドが見つけてくれるんだよ…
「あの時救われたかった思い」が時を越えて報われる描写、どんな作品で見ても泣いてしまう。
これについて書き留めておかないと何にもならないので録画禁止区間の話をするんですけども、本当にこれでめちゃくちゃにされちゃってて、直後に半額セールきっかけでFF15を始めることができていなかったらたぶんまだうめき続けていたと思うんですけども、もう本当に本当に情緒をめちゃくちゃにされたので責任を取ってほしい。我々はこの手でオリジナルを捨てることを選択させられたんだ…リメイクってそういう…そんな…そんなことしていいの!?そうなんだ…そうなの…
twitterで「公式からプレイ動画の有料配信みたいなのあれば良いな」という話があって、何でも間口が広がるに越したことはないし自分だってもしかしたら明日手が動かなくなってゲームができなくなるかもしれないし、と思うのでそういうのあれば良いと思ってるんですけど、プレイ体験による印象の劇的な変化って常にあるものなので動画を見ることでは絶対に得られないものもあると思うんですね(そんなものはプレイ動画の話のみならずありとあらゆるメディアミックスの中で生まれるものなので公式有料配信の是非には関わらないお話であり、そもそも同じゲームをプレイしてもプレイスタイルの差によってすら生まれるので本当にどうでもよい話です)で、FF7Rにおいて「体験」が必須だったかというと(わたしは)そうでもないなと思ってるんですがそれでいて同時に「FF7(オリジナル〜コンピレーション)の体験」を支払わせにかかった作品なんですよ…支払わされた、我々は。わたしは。
人生の一部になってる映像を垣間見せられて、それを「我々が捨てようとしている風景だ」と言われて、わたしはその先を見るために選んで進まなければならなかったんですよ、支払った。支払ったので、胸に抱えてきたはずのFF7とその先のお話はFF7Rの先にはなくなってしまって、導(しるべ)はなくなったのでもうどうなるかわからん。だからもう続きが出なくてもいいんですよ、導はなくなったので…13年経って導がなくなることってあるのか。あった…いや続きは出てほしいです
このあとどうなると思う?わからん。
セフィロスは小説のライフストリームにクラウドとの縁以外全部くれてやったあのセフィロスなんだろうなあ。そんなことある?
ACを初めて見たとき、こんな映像のゲームをやりたいと強烈に思ったのをものすごくよく覚えているので、本当にプレイできてすごく嬉しかったしびっくりしたし生きていてよかったと思った。
FF7が好きでよかったです。
FINAL FANTASY VII REMAKE | SQUARE ENIX
プレイ中はFF7Rの欠点はミッドガル脱出までなところとミッドガル脱出までなのに1万円するとこだよと思ってたんですけど、いざ終えてみるとミッドガル脱出までしか入ってないというのが欠点としてカウントされなくなったし、何ならもうこのまま続きが発売されなくても良いんじゃないかと思わされるくらいとんでもないものを体験させられた。こんなことがあるのか。あった。
グラフィック、映像、文句なし。めちゃくちゃリアルな割に見辛いとかわかりにくいとか酔うとか(もともとゲームで酔ったためしはないんだけど)そういうのもなく何をどうやったらこうなるんだ…。FF7Rのあとすかさず15を始めたんですけど、比べるとありとあらゆる部分から違和感がなくなっていて技術の進化に時間差で驚かされました。マップがわかりやすく、人物の動きがめちゃくちゃ自然。
そこいらの群衆の中に当たり前のように有色人種がいて、クリア後情緒がめちゃくちゃになりながら見直したACCでは全然見当たらないな…という印象だったのでそこも変わった部分なんだな…と思う( AC2005年ACC2009年)
バトルシステム、大好きなやつなので大はしゃぎで遊べた。キャラをぽんぽん切り替えていけるのが楽しかったし、ティファのスピード感と高火力が嬉しかった〜!踊るようなエアリスの攻撃モーションも素敵でかわいかった。敵キャラのモーションはルードとルーファウスのが最高に良かったな…
2020年にこのグラフィックであのストーリーはさすがにキツかろうと思ってたんですが上がった映像の解像度に合わせてキャラ・物語の解像度も上げてきていてこういうふうにすればいいのか〜!と思いました うまい…そして解像度が上がれば上がるほどよくわかるバレットの憎めなさと悪質さ…みたいな感じでなんかね…2020年にこうやって改めて考えることができるの、嬉しいな……って思った…… このレベルでシドのエピソードがそのままお出しされたら普通に無理そうなのでなんかうまいことやってほしい。
クラウドがかわいい。
エアリスとティファが"連帯"していてたまんなかったな〜!クラウドを挟んでお互いライバル的に意識しつつ、それはそれとしてお互いのことが好きで友達でありたい、というのがしみじみと描かれていてよかった。エアリスがティファのことすぐに大好きになっちゃって、ティファもちょっとびっくりしたけどエアリスのことが大好きになっちゃってるというのがとても伝わってきて、よかった。一緒に買い物に行くところが見たいな、雰囲気の良い小物とかを。
列車墓場のイベントがとにかく良かったよね、誰かに見つけてほしかった女の子をティファとクラウドが見つけてくれるんだよ…
「あの時救われたかった思い」が時を越えて報われる描写、どんな作品で見ても泣いてしまう。
これについて書き留めておかないと何にもならないので録画禁止区間の話をするんですけども、本当にこれでめちゃくちゃにされちゃってて、直後に半額セールきっかけでFF15を始めることができていなかったらたぶんまだうめき続けていたと思うんですけども、もう本当に本当に情緒をめちゃくちゃにされたので責任を取ってほしい。我々はこの手でオリジナルを捨てることを選択させられたんだ…リメイクってそういう…そんな…そんなことしていいの!?そうなんだ…そうなの…
twitterで「公式からプレイ動画の有料配信みたいなのあれば良いな」という話があって、何でも間口が広がるに越したことはないし自分だってもしかしたら明日手が動かなくなってゲームができなくなるかもしれないし、と思うのでそういうのあれば良いと思ってるんですけど、プレイ体験による印象の劇的な変化って常にあるものなので動画を見ることでは絶対に得られないものもあると思うんですね(そんなものはプレイ動画の話のみならずありとあらゆるメディアミックスの中で生まれるものなので公式有料配信の是非には関わらないお話であり、そもそも同じゲームをプレイしてもプレイスタイルの差によってすら生まれるので本当にどうでもよい話です)で、FF7Rにおいて「体験」が必須だったかというと(わたしは)そうでもないなと思ってるんですがそれでいて同時に「FF7(オリジナル〜コンピレーション)の体験」を支払わせにかかった作品なんですよ…支払わされた、我々は。わたしは。
人生の一部になってる映像を垣間見せられて、それを「我々が捨てようとしている風景だ」と言われて、わたしはその先を見るために選んで進まなければならなかったんですよ、支払った。支払ったので、胸に抱えてきたはずのFF7とその先のお話はFF7Rの先にはなくなってしまって、導(しるべ)はなくなったのでもうどうなるかわからん。だからもう続きが出なくてもいいんですよ、導はなくなったので…13年経って導がなくなることってあるのか。あった…いや続きは出てほしいです
このあとどうなると思う?わからん。
セフィロスは小説のライフストリームにクラウドとの縁以外全部くれてやったあのセフィロスなんだろうなあ。そんなことある?
ACを初めて見たとき、こんな映像のゲームをやりたいと強烈に思ったのをものすごくよく覚えているので、本当にプレイできてすごく嬉しかったしびっくりしたし生きていてよかったと思った。
FF7が好きでよかったです。
FINAL FANTASY VII REMAKE | SQUARE ENIX
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