2025年1月2日木曜日

Cyberpunk 2077

バチバチにネタバレをするよ!

積んでたゲームとかクリアして、次楽しみにしてるドラクエ3まで1ヶ月ちょっとあるな〜くらいの時にふと「リメイクとかリマスターとか昔のゲームばっかりやってる気がする、これはよくない、すごい最新のゲームをやらなければならない」という思いに駆られたKB。
PSストアのセールを見ているとこの「サイバーパンク2077」が目に留まり、フォロイーがすごい推してたな〜と思って買ってみたんですがドハマリして300時間プレイした(これ書いてる間に350時間になった)。3周しました。
魂の自由についての話だったから……

2077年のサイバーパンクな街「ナイトシティ」で成り上がろうと夢見る傭兵「V」がひょんなことから大企業から盗み出したチップを頭に入れることになり、チップの中に保存されていた50年前の伝説的ロッカー&テロリスト「ジョニー・シルヴァーハンド」の人格と同居するハメになっちゃった!このチップをどうにかしないと脳がジョニーの人格に上書きされて乗っ取られちゃうぞ!みたいな話。
ジョニーも最初はVの体を乗っ取って蘇ろうと考えてたんだけど、ややあってVはチップをどうにかして生き延びたい、ジョニーはVを自由にしたいという同じ目的に向かって一緒にあれやこれやすることになる。
全然気が合わない、後天的に魂をくっつけられたふたりの、たぶんほんの数ヶ月のお話。

キャラメイクも細かくできて面白かった!三周分のVを記録します。

サイバーパンク2077のキャラメイク画面のスクショ。
一周目のV。声は男に設定(声によって周囲から呼ばれる代名詞や扱いが決まる)。
三種類から選べる出自は「ストリートキッド」にしました。ナイトシティ生まれストリート育ち。悪いやつはだいたい友達。
出自によって固有選択肢がそれぞれ出現するんですがストリートキッドのVはナイトシティの事情に詳しく知り合いも多い。
パンセクシャルのつもりでプレイしてた。一番推せる恋愛可能相手はゴリゴリのレズビアンだったため袖にされた。
途中手に入るかつてのジョニーの衣装セットはこのVが一番似合ってた。
ゴリラアームとクイックハック主体の育成。一人称視点の銃が初めてでめっちゃ難しかったので肉体勝負と敵の脳ハックに振ったのでした。

サイバーパンク2077のキャラメイク画面のスクショ。
二周目のV。声も女に設定。このVはレズビアンのつもりでした。
出自は「コーポ」ナイトシティでは嫌われ者の、でっけー企業勤めのエリート。社内の権力闘争に負けて金も住居も全部失ってイチからやり直すというストーリーになるんですがなんかもう元々エリート一族の生まれっぽく、正月は家族で集まって本物の魚の寿司とか食べるんだけどあたしは本物の魚は生臭くて好きじゃない(笑)みたいなこと言い出すのでストリートキッドVの一番嫌いなタイプやんけと頻繁に思った。
サイレンサーつきの銃で遠くから少しずつ敵を減らす暗殺者スタイルであった。近接はマンティスブレード。首が飛ぶ飛ぶ。

サイバーパンク2077のキャラメイク画面のスクショ。
三周目のV。これはもうゴリゴリに男。バイのつもり。
出自は「ノーマッド」ナイトシティ周辺の荒野で「ファミリー」と呼ばれるコミュニティを作って移動生活をする人々のこと。Vのファミリーは解散してしまった。
ナノワイヤーと投げナイフ主体。これも首が飛ぶ飛ぶ。二周目までは不殺気味で進めてたんだけどこのVでは容赦なくシメまくった。怖かった。向いてない。

メインストーリー自体はそこまで長いものではないんだけど、受注できるクエストやそのへんで勝手に発生してるサイドクエストがめちゃくちゃ多く、それ以外にも広い街と広い荒野に散りばめられた小ネタの量が半端なくて三周しても網羅できた気が全くしないほど。
あちこちに死体が転がっていてその死体には「チャットログ」という通信記録が残されている。それでこの人物に何が起こったのかなどが察せるようになっているんだけど、これが本当に量が多いし話が細かい。映画なんかが元ネタのものも転がってるし、チャットログの中に知ってる名前があることもしばしばで、あいつこんなこともやってたんか!とかあのクエストってそういうことだったのか…とか、もう探し始めると病みつきになってしまった。日本の企業で育成されていた忍者の兄弟が刺し違えて死ぬところとか見れるし。忍者を育成するな2077年に
これらはたいてい路地裏とか変な隙間入ったとことかビル登っていったところとかにあるので、一周目は終盤までそういうのにあまり気付かずずっとバイクや車でサクサク移動していたのだが……二周目からはほとんど移動にバイクや車を使わなかった。徒歩だった。恐ろしいことに、スキル振りでできるようになる空中ダッシュが最も速い移動手段であり、地上ダッシュと空中ダッシュを繰り返すことでとてつもない速度で移動しつつ気になった路地裏などにシュッシュッと入ってなんか落ちてないかを探すことが可能になるのであった。街中や荒野を空中ダッシュで駆け抜けるVは端から見たらかなり怖かったと思う。
でも本当にこのチャットログ探しや依頼クエスト、サイドクエストに横の繋がりがかなりあるので没入感がすごかったというか…この街に人々がみんな生きているという感じがものすごくて、気がついたら300時間プレイしていたのでした。依頼で殺さず見逃した人物の死体があとで見つかったりしてさ…
チャットログ、本当に会話しか残ってないのでそこで実際いつ何がどうして何があったのかはログと現場から類推するしかないのも想像力掻き立てられて良かった

とにかくずっと魂の自由についての話をしていて俺は好きだよそういうの!俺は!好きだよ!!!!!!と興奮しっぱなしだった。金があろうが名誉があろうが、魂が自由でなければ意味がない。逆に真なる魂の自由さえあればそれは人生における勝利なのだ。DARK EDGEだな!
ナイトシティから出ていくことも明確に「勝利」として描写されているように思った。あの街にほんとうの魂の自由はないのかもしれないな。ジュディVSナイトシティはジュディがナイトシティに見切りをつけて出ていくことでどのEDでも完璧な勝利を見せていたし、色々吹っ切れたケリーは世界を股にかけた大成功をし、月へ行ったソミはずっと奪われていた魂の自由を獲得し、ミスティもEDによっては再脱出をするし(2年後にああするのなら、どのEDでもVがいなくなったあとにはああなるのかも)。なのでVの体で生きていくことになったジョニーが街から出ていくのも、悲壮感を漂わせてはいるけど勝利ではあるんだろうなあ。ナイトシティにとどまり続けるリバーはVがいなくなると破滅一直線っぽかったし…
どうあがいてもVとジョニーが同時に存在し続けることはできない、というのはショックだったな。Vの体はジョニーに適合するようチップに書き換えられていってるのでVが生き続けることもできないというのも無情すぎるだろ!!!と思った…唯一の生存ルートも何もかも失うことになるし…でも塔エンドはジョニーからの別れの挨拶がめちゃくちゃ良かった(ここでVの本名を知ったのですごいびっくりした。そらジョニーは知っとるか…)ソミの魂の自由を奪うことで得られるエンドなのでそらまあそうか感はあるか…
悪魔ルートの無情感もすごかった。プレイヤーはどうしたってVが早晩死んでしまうのはわかってるけどV自身にはアラサカではなくオルトの提案に乗れば助かったのかもしれないって後悔が最後まで付きまとうことになるんだよなと思うと本当辛かった。「Never Fade Away」を口ずさむV、良かったな…
案内してくれるアラサカの人が「京にても京なつかしやほととぎす」と誦じるのがVの状態を表しててスゴ!と思ったんだけど何がすごいってこれで日本のゲームじゃないのがすごいよ。よく出てきたな京にても京なつかしやほととぎす
星ルートは出自ノーマッドのVには絶対このルートだと思うんだけどアルデカルドスの仲間が何人も死んじゃうのが厳しすぎる。これもみんなであばよナイトシティエンドなのでやはりナイトシティからは出ていかないとなんだな。
太陽ルートもローグを失うのは嫌すぎるので面白かったけど選びたくないルートだったな〜!このルートだとジョニーがVの体を動かしてラスダン突入なので、そのせいかオルト(ジョニーの元カノ。サイバー空間で半AI化している)の手助けが一番手厚かった気がしてオモロかった。星ルートだともうちょっと敵残ってなかった!?ぜんぜんぜ〜んぶ焼いとるやん
なので一番好きなのは単身アラサカタワー突入の死神ルートです。パナムやローグにそっぽを向かれてもいい、みんなに生き残っていてほしいから…ここからの節制エンドが最大のハッピーエンドだとわたしは思った。
節制エンドというのはジョニーにVの体を渡すエンド。途中のイベントでVはジョニーのためなら代わりに銃弾を受けられると話すし、無情な選択肢をつきつけられて最後に親友に、(後天的でも)魂の片割れに自分の体をあげるというのは一番しっくりくる選択だった。街一番のお人よしだしね、V
ジョニーが鏡を見てああ、V……と絞り出すように嘆くのもグッときた。ジョニーはこれから一生鏡を見るたびにVのことを思い出す。Never Fade Away!ナイトシティを出ていく姿が悲壮なだけで、街から出ることは勝利なのだからジョニーは終わりない反抗心から解放されて新しい人生を生きていくんだなと思ったよ。外でだって音楽はいくらでもやれる。Vの友人たちとも自身のかつての仲間とも連絡を経って出ていくのは罰のつもりかな。Vは気にするなよって絶対言うと思うでジョニー!
Vはブラックウォールの向こう側できっとなんとかやっていくよ。魂がここがいいと叫んだんだよ

ジョニーはケリー(50年前一緒にバンドやってた仲間)にど〜〜〜〜〜〜う見たって恋しとったんやんけと思ったんですけどどうなんですかね。ジョニーにとって性と恋愛は強固に結びついたものなので性愛を抱けない相手は「そう」ではないと思い込んでただけであんなん恋やろと思いましたよ。ケリーがゲイ寄りのバイっぽく、明確にジョニーに性愛を向けていたので余計そうなっちゃったんだろうな。それには応えられないからって…初めてケリーの家に忍び込んだときに愛おしそうにいろんな思い出を語るジョニーが本当に良く、もしかするとわたしがジョニーのことすごく好きになっちゃったのってこの辺からかもしれん。

で、ここまで書いたところでもう追加要素のあるアプデはないって話だったはずのところにサプライズアプデがあったため全てを中断して2周目データでやってなかったDLC「仮初の自由」をやっていました。いいよなサブタイトル「仮初の自由」…
これは色々あって死にかけてるソングバードさん(本名ソン・ソミさん)からVの命を救う手段があるので手助けしてくれと要請され、ナイトシティの一角(といってもだいぶ広い)を占める壁に囲まれた独立エリアを舞台にソミとソミを追う新合衆国に振り回されまくる話で、4種ある結末のどれもが「仮初の自由」ですね…という感じだった。唯一のV生存ルートがあるけど魂の片割れを失い戦闘能力の全てを失い人間関係のほとんど全てを失い群衆に消えていくエンドなのでもうちょっと手心をさぁ!!!!!!
一番好きなのはやっぱりソミ宇宙へ!エンド。延命の切符一人分しかないねんと最後の最後に告白されて「嘘なんかつかなくても手を貸したのに」って言うVがマジで良い。んなわけあるかい!!!!と思うんだけどVってば街一番のお人よしだからな。ソミと最後に待ち合わせした場所にビデオレターがそっと残されていて、それ見て満足そうに「うん」みたいな声出すVがマジで良い。
このDLC内のクエストはことごとくどっちを選んでも後味が悪いとかどっちが正しいとも言えないみたいなものが多くモヤモヤさせるので一貫性ある〜と思った。それでも選び続けて生きていかねばならぬ。
ソミが月からお土産送ってくれるのマジで良いよな。そっちもAIがウヨウヨしててヤバそうやけど頑張ってな。

一番気に入ってるセリフ。どっかのルートの最後にジョニーが言うやつ。
「迷った時はそれが帰り道を示し、粉々に砕け散っても自分を繋ぎ止めてくれる。ジョニーがVから学んだことさ。体をクロームと入れ替えようが、BDの幻想に逃げ込もうが、これだけは変わらない。そいつが何者なのかを決めるのは、結局何を信じ、何を守って生きてるかだ」
魂の自由の話なのであった。

サイバーパンク2077 | スパイク・チュンソフト

2024年10月28日月曜日

FINAL FANTASY VII REBIRTH

1作目に比べるとやっぱり熱量は落ちるんだけど(現代のグラフィックでFF7を!というド級の感動は初回が最大になっちゃうから)細かくオリジナルの変なイベントとかも再現してるしシナリオも色々グラフィックに合わせた解像度で語り直されてて本当に楽しいゲーム体験だった!
シドの激ヤバエピソードがもしかしたら全カットかもしれんのわりと面白い そのほうがいいよ

ミッドガルから出たあとのマップの広大さと自然の多さ、オリジナルでもびっくりしたけどこっちでもすごいテンションが上がった!あんまり嬉しくてチョコボ入手前にグラスランドエリアを徒歩で端から端まで駆け抜けてしまい2時間くらいを無駄にしましたね……グリン牧場に行ってないとワールドレポートが開放されないため……何もイベントが発生しないんですね……でもわかんないまま走り回るの本当に楽しかったです

ミニゲーム多すぎて笑うしかなかったけどFF7ってそうだもんな……射的と動物サッカーゲーム苦手すぎてもうここでかなり諦めがつきました。ジョニーのコレクション棚もっと埋めてやりたかったけど無理なものは…無理…。空チョコボもできなかったな。動物サッカーはタイムアタックの設定がどうかしてると思うんだけどあれってできるもんなんですか!?モルカーのゲームでもサッカーが嫌すぎてやる気なくなったからこれが一番苦手っぽい
しかしこうおまけ的なものは諦めるか諦めないかの話だけなのでまあいいとして、ゲーム進行に関わる部分のミニゲーム量はもっと減らしてほしかったし景品に武器入れるのもやめてほしかったです。武器はあとで買えるっていったって一番早いタイミングで欲しいじゃないですか……ケットシーの箱投げは最後まで操作感が掴めず運で進行して、1時間くらいかけてやっと話が進んだと思ったらボーナスタイムが始まり、ひとつも壊せず終わってしまって悲しかったですよ。ぬいぐるみがもらえたらしいし……ぬいぐるみは集めたかったよ〜!
ゴールドソーサーはコンプできてよかったです。シューティング無理だなって諦めてたけどなんか……いけた

せっかく1作目で標はなくなったのにオリジナルのストーリーほぼそのままなぞるんだな……と思いながら進めてたのでパラレルワールド増殖と混線と消失と統合の話になったのかなり熱かった。「リユニオン」をそう絡めるんだ〜!?ってめちゃくちゃ盛り上がっちゃった。
ザックス世界線のビッグスでずっと混乱してたんだけどやっぱりあれはオリジナルラインのビッグスがザックス生存世界線に混ざっちゃってるんだよね?だからつまりラストの仲間たちとクラウドで見えてるものが違うのもオリジナルと改変で混ざってて……このへんクラウド自身の異変とあえてごっちゃに描写してるからわけわかんなくてけっこう好きでした。3作目がすぐ出ればの話だが……

ジュノンの行進、めちゃくちゃ楽しかったな……イベントがすごい盛られておもろかった。クラウド、求められていることをやるみたいなところがあるけど(ジェノバの本能もまま影響してるんだろう)それにしたって水を得た魚のようになっててかなり良かったです。アバランチでもだけどリーダーシップがあるんだよな。あるせいで明らかにおかしくなっててもなんとなく仲間もそのままついていっちゃうのリアルというか……「ソルジャーの劣化」がすでに提示されてるせいでおかしいとはっきり指摘するのもちょっとはばかられる感じも……リアルというか……
行進といえば1作目でも思ったけどFF7の音ゲーは爽快さがゼロなのでこの形式やめてほしい。プレイしないならボタン配置がムービーに混ざってるのきれいでかっこいいと思うけどこっちはプレイしているからな……!!あ、でも全体的に評価が甘かったのは良かったと思います。ピアノとかも全S評価取らなきゃいけないのかと思ってたらAで良かったりとか 音ゲー系もわりとミスあっても高得点高評価いけるのでそこは良かったです!!
第七歩兵部隊とあとで再会できたのも嬉しかったなあ。みんな最後まで元気でいてほしいです。


なんかここまで書いて半年放置されてた!ここまでで上げておきます。
2周目やろうと思ってたけどミニゲームのことが脳裏によぎるたびにイッッッとなってしまい、まだできていませんね
最近はFF7ECでヴィンセントを可愛がっています

FINAL FANTASY VII REBIRTH | SQUARE ENIX

2024年3月4日月曜日

グランブルーファンタジー リリンク

ローランのネタバレをしますよ!!

マップがないこと以外にほぼ不満がないくらい良いゲームだった!
マップがないのにまあまあ複雑だったり広かったりなので(砂漠マジ腹立つ)ここだけで40点くらい減点したくなるほどだったけどここくらいしか嫌じゃなかったので…本当…許すよ…あ、わりとぐにゃぐにゃ機動なのに精密な操作を求めてくるミラージュストーン集めも本当に嫌だったけどこれは別にやらなくてもいいから大丈夫です。複数人マルチ想定なんだろうなみたいなクソめんどくさいシングルバトルもまあ…けっこう不満あるな、でも満点つけてもいいくらい満足できた
いやでかい不満あるわ、マルチやらないと1人仲間にできないのは最低最悪。最終的にマルチ周回武器集めがあったみたいだけどそこまではやらなかったからこれは大丈夫です。

カメラ位置がよく、動かしててかなり見やすくて助かった。バトルも動かしやすく戦いやすく楽しかった。タゲ指定がまあまあカスだったくらいかな気になったのは…操作してないキャラがかなり頭良くてこれも良かった。回復とかわりときっちりしてくれるし勝手にギミッククリアしてくれてたりするのもワロタ。何回も「賢いな〜!!!!!」って声に出したくらい賢くてびっくりしたな…わたしより上手いまである
グラフィックもウワーッグラブルだー!!!!!で最高だった!背景がグラブルなんだよ…
島から空に落っこちちゃうポイントまあまああったの怖すぎたしみんなけっこう島のキワキワに行くやん…みたいな恐怖もあった 華奢な指だ…されちゃうよ

ストーリーもあ〜グラブルって感じだったがめちゃくちゃ良かった。イド、原作にも合流してほし…あちこち一緒に見てまわろ…
キャラたちの掛け合い会話が大量にあるのもすごかったし、チケット組もさすがに本編ムービーには登場しないもののステージの中ではストーリーに沿って色々会話してくれるので楽しかった。それぞれのフェイトエピソードもかなり良かった…フェリちゃんのはエンエン泣いちゃったよ〜。物理すぎてちょっと笑ったが
四騎士は力入れてるだろうな…パーさんとジーク、ランちゃんとヴェインちゃんの掛け合いたくさん聞きたいからなるべく同時編成し続けよう!とか思ってたが最終的にパーさんとヴェインちゃんの掛け合いを聞きたすぎてここばっかり編成してた(そもそもメイン使いがパーさんだったんだが)だってヴェインちゃんすごいワンワン言いよる…そんなに駄犬呼びに付き合ってあげなくてよくない!?楽しいのか?ワオーン!!!
パーさんのモノマネするゼタとか、とにかく普段無関係のキャラ同士でもわりとみんな仲良くしてるんだよって感じの掛け合いがたくさんあってすごく豪華で嬉しかった。初期キャラばっかりなので(まあしょうがない)いつか最近の人気キャラ詰めの続編とか出してほしいわ…でも選定揉めるだろうな
バハムートを操作しての怪獣大決戦があったのも良かった

ローランがびびるほど良くてびびった。最初はフーン星晶獣とかなんだろうな裏切るっぽさもあるよねフーンとか思ってたらこんな健やかな精神の星の民おるんやで100驚きくらいだったのに手記で1億驚きくらいした。
エンディングまでずっとさ〜、こいつ600年この健やかな精神で空の民とこの空域を愛し続けてそしてここまでするんだ…600年この健やかさで…!?って思ってたのにクリア後の手記集めでその辺が一気にひっくり返ってここもびびるほどエンエン泣いた。マジでめちゃくちゃ嗚咽を上げて泣いたし前も見えなくなったくらい泣いた。
なぜ空の民が好きなのか?この空域をそこまでして守りたがっているのか?が「ひとりの男を愛してそのようにありたいと心から思った」なのハチャメチャに情が深すぎてすごいよ〜〜600年!?振る舞いとか口癖も全部真似から始まってるんだろうけど、ウン百年それを続けてるならもう真似とかの域じゃないんだよな…そしてそういうローランの振る舞いをイドが真似ようとする流れも完璧すぎる。これが円環の理ってやつか。
エンディングもまあどうせこのあと助けに行く要素あるだろ!と思ってたので自己犠牲やめろ音頭は踊らなかったんですけど、実際クリア後(けっこう長々やらなきゃいけないの大変だったが…)話進めてみたら主観では全然時間経ってませんでしただったので良かった〜〜〜〜!!!!!!と思いました。
手記落としすぎだな、ともかなり思いました。
最後のほうのは保険的な意味合いがあるからいいと思うけど最初のほうの激烈プライベート手記、もうちょっとちゃんと管理したほうがいいよ。わたしは読めて嬉しかったよ。でも落とし物にはもっと気をつけて……

ちょっと直後にFF7リバースが待ち受けてたので早々に切り上げちゃったが本当に買ってよかった。でかい不満点がこの備忘録を書くことによってはっきりとしてしまったがそれ以外がマジで良かったので目を瞑れるくらいには良かったから、良かったです。
バハムートオルタって何?全然わからんかった
マップがないのは本当にダメだと思うよ。一切ないならもうちょっと狭くていいよ。

GRANBLUE FANTASY: Relink | Cygames

2023年7月15日土曜日

君たちはどう生きるか

近年はジブリ作品も宮崎駿作品も全然見に行ってないしテレビ放送時も見てないので、今回も気にはなるけどまあ……と思っていたところに飛び込んできた「木村拓哉が出てるらしいね」で木村拓哉さんが出てるなら全然話が違うんですけど!?!?!??!?!??!?!??????って見てきました。
木村拓哉さん、素晴らしかった。木村拓哉はもう…お父さんなんだよな…ッッッと思いました 第一声を聞いた瞬間に身体中の細胞がざわめくのを感じ、頭の中身が黄色い悲鳴でいっぱいになってしまったので、出てるのを知っててこれだから知らずに聞いてたらその場でのたうち回っていたかもしれんと思い知らされていてよかった。と思いました。
ナイフランプ鞄に詰め込んで駆け出していったところよかった。木村さん、何なら公開までどんな話なのか知らねえ可能性あるな…と思った 少なくともアフレコ時には何も知らねえ気がする 何も知らねえから…

声の出演みんなすごかった!誰が誰か全然わからねえが!菅田将暉は知ってたからわかったけど知らなかったら全くわかんなかっただろうな…何なら知っててもわからんくない?すごいな……
あいみょん誰だったの!??!??!(調べた)ヒミ!???!?すご

全体的に、今まで生ハムの原木からスライスしてサーブしてくれてたのを今回は原木ごと机にドーン出してきた感じでもうほんとそれしかわかんないな 最後だから全部でっかいおにぎりにして出しちゃおみたいな でかすぎおにぎり
話の大きい流れというかテーマはだいぶ千と千尋だったと思う
おいしくないって言いながらきちんと正座してきちんとごはんを食べてきれいに食器を重ねて運んでいた姿からのバターたっぷりジャムたっぷりのパンを顔じゅうジャムだらけにしながら食べる姿でそうか〜〜〜〜〜〜〜と思った
最初はああ戦争の話なんだな、不思議とか冒険とかではないやつかなと思って見ていたので、アオサギが塔の中にヌッ…ヌッ…キュッポン!!って入っていったところで話が違ってきたぞ??となったな キュッポン
あとね〜!キリコさんが冒険の始まりについてくるのが良いな〜!と思って…家族だとか、よく知ってる婆ちゃんとかじゃなくてあんまり知らない婆ちゃんがついてくるのめちゃくちゃ良いなって…そう思って見てたので下の世界の底で出てきた人物の着物を見た瞬間すんごいブチ上がってしまった。「強いお守り」も本当…よかった!一番好きなのキリコさんかも。他の6人のお婆ちゃんたちも強く守ってくれていたの素晴らしすぎる。
眞人くんの髪型どんどん良くなっていって面白かった。俺ちょっとあれにしたいもんな
やっぱ崩れていく階段走りたいよな!からのまあ間に合わんよな!もよかった
ワラワラかわいすぎ。いろいろ解禁されたらすごい出るんだろうな、グッズが…ワラワラぬいほしい

なんかこう…大叔父様は宮崎駿なんだろうし(眞人くんも)なんかこう…私はこう生きましたがみんなはどう生きる?って問いかけって感じの話だった そうなのか?わからんが…
映画として面白かったのかというと全然わかんないんだけど見てよかったと思う。

でっかいホネでインコの頭ボッコン ボッコン やるところすごい笑っちゃった何故か

すごいスンッと終わるところも良かったな 人生という名の冒険は続くので…

床に置かれた「君たちはどう生きるか」のキービジュアルのポストカードと、その横にキジトラ猫とキジ白猫の足が映り込んでいる写真。

この下に思い出したこと追記していこ。

わたしが思ってるより宮崎駿さんの中でハウルって大事なものだったんだ…とか思った ハウルの要素多かったよね そもそも木村拓哉さんがいるし…

2023年6月10日土曜日

ゼルダの伝説 夢をみる島(Switch版)

みんなティアキンというのをやってて、そういえばゼルダのやつ積んでたぞ…!と思ってやった。
CMで流れてた曲が良くて発売したときに買ってそのままだったんだよね…家族は懐かしい〜!って言いながらやってたけど
わたしはゼルダシリーズな〜んもやったことなくて、母がやってた神々のトライフォースを横で見ただけなのでこれが初ゼルダでした。
攻略チャート見て全部そのまんまやったけど面白かった〜!でも何も見なかったら普通にわけわかんなくて詰んだかもしれん
落っこちたり溺れたりするときの声が悲惨でかわいそうだった ワァァ〜!
タルタル山脈のBGMめっちゃ良かった〜
一番好きなの、ワンワン。助けたあと近くに行くとワンワン!って近づいてきてくれるのが本当に嬉しくて何回も何回も会いに行っちゃった。お別れが一番悲しかったのもワンワンだよ…ワンワン!
話も良かった。でもいまちょうどFF10やってて、去年にドラクエ6もやったのでめちゃくちゃ夢を見ているな…となった
FF10、ラスト行くぞッマジ直前!ってとこで足踏みしてるのでまだ最後までわかってないんだけど、なんかこれと合わせて「夢、見てる側は見るのやめる決断ができていいよな…」みたいなことを思っていた
見られている側は…さぁ……
見られている側の権利っつーか……
でもな…夢だからな…所有権は見てる側にあるからな…

トゥルーエンドってあるんだ〜どれどれ条件は…と思ったら全然自分ではできそうになかったので検索しちゃったんだけど、カモメ、生まれ変わりなのか???と思った
くじらは自分の夢に周囲のいろいろなものを巻き込んでしまっていたんじゃないか?だからちゃんと目覚めなければならなかったのではないか?だから、マリーはもともとカモメだったんじゃないのかな?コホリント島のみんなもどこかにいるんじゃないか?俺の友達のワンワンも…さ!!!
とか思ってワンワンとの別れも悲しくない、またどこかで会えるから…!って前を向いたよ、わたしは

エンディング、リンク全然詰んだ状態で海に放り出されて終わったのでまだ心配してる

ゼルダの伝説 夢をみる島 | Nintendo Switch | 任天堂

2022年11月15日火曜日

すずめの戸締まり

震災の経験などで関連の描写に不安がある方は自分の裁量で視聴を取りやめたり休憩できる環境で見られたほうが良いと思いました
3.11で被災し家族を亡くした子供の12年後のお話です。公式でも注意喚起されていますが、作中で(実際のものとは異なりますが)緊急地震速報の受信音がかなりの頻度で鳴ります。

モルカー2期記念の劇場上映を3回観に行ったときに2回ずつ予告が流れ、計6回見たハウルのような美青年に惹かれて検索したところ美青年が椅子になること、声が松村北斗くんであることを知り俺見に行くわ!!!!!となって見てきました。
予告編②より本編の雰囲気あるんじゃないか?わたしはこっちのほうが好きかも。

感想。すごーーーーーーーーーく良かった!とても真摯に東日本大震災の只中にあった人々や土地に向き合った作品で、祈りと願いのお話でした。
いまだ傷だらけのままだった鈴芽が誰かに救われる話じゃなくて、あれから12年いろんな人に出会いいろんな経験をして「普通に」生きてきた時間が自身を救うという話で、すごかったな。草太も鈴芽を救うヒーローではなくどちらかというと救われるヒロインで、それでいて共に戦った相棒で、何か漠然と見たいと思っていたものを見せてもらった感があった。
ガールはボーイにミーツしとるがボーイはあんまりガールにミーツしてなかった。でも一緒に戦って毎朝底から引っ張り上げてもらってどんどん好きになっていったんだろうなあ。この好きって恋愛的な好きじゃなさそうだと思ったけど監督もわかんないってパンフで言ってた。言うてな、大学4年生と16歳だしな…

心の距離がかなり縮まってたっていうのもあるんだろうが東京に着いてからあっちだこっちだと指示しまくる椅子良かった。土地勘!

神戸のルミさんめ〜〜〜〜〜ちゃくちゃ良かったな〜!伊藤沙莉さん、声の演技がうますぎるしめちゃくちゃナイスキャスティングだった。神戸弁うま!16歳にスナックの手伝いさすな〜!とは思った。会ったばかりの女の子に子供の世話任すのもマジ!?と思ったがまあそれは話の都合やね。
知ってる場所が映ると本当に嬉しいですね!二宮商店街は帰りしなにサッと見に行っちゃった。新神戸駅はついこの間行ったとこだったのでウヒヒ〜と思いました。

芹澤くんかわいかったね〜。予告で見たときもっとキリキリした感じの男なのかと思ってたが実際はかなりわんぱくでそれでいて気遣いの男だった。ドライブ好きなんだろうな〜。パンフに懐メロは環に合わせた選曲だけど環の世代よりちょっと古い。大人の年齢をよくわかっていないとあってこれもウヒヒ〜でした。かわい!オープンカーで煙草吸うな〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!灰が散るんだよ灰が!!!

ダイジンについては全然納得いってなくて、いやさ〜〜〜草太の代わりにまた要石に戻して解決!ハッピーエンド!は違うやんけって……。本人…本猫…?は納得して役目に戻ろうとしててもそれを受け入れないでほしかった。二択から選ぶんじゃなくて三つ目の選択肢を作ってほしかったよ〜。
ダイジン、猫っていうか猫の形をした生まれたての幼い神様で、あんな冷たいところはもう嫌だもっと遊びたい、と口にするほどの自我が芽生えている存在をいくらそうしなきゃたくさん人が死ぬとしたって戻しちゃダメだよ……千歩譲って鈴芽と草太にはダイジンとサダイジン(左大臣?)に毎朝手を合わせるとかそういうの欲しいですよ……わたしだって知っているならそうしたいし、わたしは本当にうちの猫たちが健やかに長く生きてくれるならわたしの体なんか百ぺん灼いてもかまわないと思っているので猫の形をしたものが、それもあんなに幼いものが、冷たくてさみしいお役目に戻ろうとしているところ、見逃せないよ〜〜〜〜〜〜。
あんなに、あんなに小さくて…愛してくれた(と思い込んだ)ひとのことを全身全霊で愛してさ〜……そこは物語の主題では全然なかったからなんだろうけど、どうして鈴芽のおうちの子になれなかったんだよ……お役目って……なんなんだよ……魔法騎士レイアースでも柱制度なんてクソだってやったじゃん……(毎週配信されてるやつ今見てるので連想したんですね)レイアースは29年前やぞ……

すごーく良いと思ったの、環さんが「私の人生返してよ」と叫んだことを否定しなかったところ。「本当はそんなこと全然思ってない」じゃなくて、「そういう気持ちがあったのも本当だけど、それだけじゃない」としたところ。鈴芽が「私子供無理かも〜〜」と言ったところ。芹澤が他人に対してすごく気を遣ってケアする男であるところ。草太が救いのヒーローではなく、いわゆるヒロインの立場であるようなところ。「女らしく」「男らしく」から意図的にズラして描写しているように思った。椿芽さんが椅子を作ってるところでもオ、と思ったな。「女には慣れない工作を頑張ってやってる」じゃなくてとても自然にスイスイと作っていて嬉しかった。

それにしても草太が美しかった。新海誠…美しい青年を美しく描くことにてらいがない人間…!

あとね〜とにかくこの人は人間が好きなんだな…人間を信じているんだな…と思った。大人としてなすべきことをなそうとしている人で、少年少女に祝福とエールを送りたい人で、人間を心から信じていて人間を愛しているんだ…すずめの戸締まり、人間讃歌。

すずめの戸締まり、嫌な部分はダイジンの結末、オープンカーで煙草を吸うところ、RADWIMPSです。

映画『すずめの戸締まり』公式サイト

2022年6月27日月曜日

Endless SHOCK -Eternal-(2020版?)

BDをお借りしましてん!実況形式でいきます エターナル初見です

・「三年前に天に召されましたコウイチと申します!」ワァ…パチパチパチ…はおかしいよ!
・変なしわがれ声で「それではショーが始まります」って言うのあんまりおもしろくはないな…
・「見てくださいタツヤのこの顔(笑)」ええ…
・「俺はただ…振り向かせたかっただけなんだ!」良
・タツヤ、ガラ悪ッ!良い
・照明がしっかり当たっているのと色味のせいか、正面カットの並んで歌ってるコウイチとリカよりその後方の指揮者がクソ目立ってて面白くなっちゃった
・なんか全部口で説明していくじゃん…
・3年後丸くなってるタツヤ嫌だが!?
・『Put your hands up』良すぎる〜〜〜〜〜〜〜Sexy!
・全部口で説明するじゃん
・マジで全然衣装着れてない状態で出てきてこんにちは乳首さんしちゃった…
・なんぼなんでもこのレベルで衣装が着れてないのは早着替えに対応できてない衣装のほうが悪くないか?毎日演出を変えるコウイチにみんながついていけてない表現か!?
・ペルソナ召喚すな
・まだ着れてない!!
・マジで全部説明しちゃうのこう…神秘が剥がれていく感じで、もう本編公演できないかもという思いがあったにせよそんな全部説明しなくても…という気持ちに…
・嘘!?まだ着れてない
・わたしはコウイチたちがやってる劇中劇のほうがよく意味がわからないので説明してほしいが、これは説明がない
・なんで真剣があったのかは説明してくれない
・「続けるんだ、続けるんだって…一体何を続けるんだよォ…!」良い
・「あのときの俺は頭に血が回り完全に周りが見えなくなっていた」これを明言するのはよかったな
・うずくまったタツヤがスーッと床に沈んでいくの爆笑しちゃって申し訳ない めちゃくちゃ良い、体育座りで舞台奥に回転していくユウマ並みの良さ
・真っ白な集団が墓参りに来てたらちょっと怖そう
・喜多川氏にめちゃくちゃ思うところがあるのでなんか…美しい思いを見せられているな…とモヤモヤ
・傘持って飛ぶとこの演出?照明?かっこいい!
・タツヤ、情念の男でやっぱ最高に良いという思いを新たにした 世界に合わせて自分を削らないでくれ…
・タツヤ…良い…

タツヤ良い!と思いました(総括)