2022年5月18日水曜日

シン・ウルトラマン

面白かったしめ〜〜〜〜〜ちゃくちゃ気に入ったが何か新しいものが見られるか?っていうとそうでもないかな…?という印象だった。
話題になってるセクハラ描写はひとつひとつの要素はどれも一発どアウトではないけど……という感じで、そのひとつひとつがちょっとずつやりすぎで積み重なってめちゃくちゃキモくなってたのでそりゃこれは人によってイヤ度が全然違うしめちゃくちゃ言われるわいなと思いました!

たぶんテレビシリーズ空白地帯がちょうど幼少期なんだけど色んなビデオをず〜っと見て育った記憶がある。主題歌集みたいなのもあったよね。80の主題歌が好き。家にいっぱいソフビ人形があったし指人形もあった。母はよくウルトラQの話をしていた(怖くて印象深かったらしい)
オタク物心がついてからちゃんと見てるのはベリアル銀河帝国(超好きですごい見たしBDも買った)くらいで、ウルトラシリーズと自分は「まあまあ知ってるけど専門じゃない」みたいな付き合いだと思う。シーボーズだけちょっと専門で、今もテレビ台に30cmくらいの蓄光のシーボーズと指人形のシーボーズがいるよ。かわいいね。あとSFCのヒーロー戦記も専門です(数に入るか?)
そんな感じの付き合いで、樋口氏も苦手なので時勢も鑑みると映画館には行かないどこうかなと思ったんだけどリピアのCVと(これマジ伏せないで言っておいてほしかった)TLを乱舞する「渚カヲル」にどういうことなの????となり予定をひっくり返して見に行ったのでした。
結果、渚カヲルでした。なんで?
映画自体はまあ普通…と思うんだけどウルトラマンと渚カヲルに思い入れがあればあるほどグッとくる映画だったんじゃないか?渚カヲル何? なんかもうすごく渚カヲルそういうことか〜〜〜〜〜!!!!!!!がすごくて胸がいっぱいになっちゃった。ウルトラマンだったんだな…カヲルくんに限らずあれもこれも…となりそういう点では必見だったし良いものを見せてもらった。男綾波好きにもオススメですね。

あとめちゃくちゃ気に入ったのがウルトラ縦回転で、もうそこでグッ!!!!と引き込まれて夢中になっちゃった。縦回転で帰宅したし今も朝から晩まで縦回転してる。この映画で一番好きなのはウルトラ縦回転。
メフィラス星人も良かったですね!直前にザラブ星人のあまりにも雑すぎるやり方を見せられているだけにあれだけ丁寧に、文化に寄り添われると好きになっちゃうよな。ザラブ星人ペラッペラなんだよな。わたしのTLの一部では山本耕史ポイント制が採用されており(何?)、山本耕史ポイントがかなりたまると聞いてそれも見に行く一端となったんですがすごいたまりました。山本耕史ポイントが。本当にあんなのそりゃ好きになっちゃうし、侵略ってこうやってやるんだなと思いましたよ。今も計画続行中なのではないのかこれ。
なんかちいさくてかわいいやつ(人間)へのマンとメフィラスの関わり方の違い、良かった。
クソデカゼットンも良かった。なんかシューティングゲーム始まってて面白かった。
神永マンと山本メフィラス、体の使い方が微妙に人間ぽくないというか不自然で良いな〜と思った。

なんだかな〜と思うのが神永マンと禍特対、神永マンと浅見の関係性の描写で、あれだと「仲間と言われたから仲間」「バディと言われたからバディ」でしかないじゃんというのがなかなか引っかかっている。「なぜそんなに人間を好きになったのか?」はじゅうぶんだと思うんだけど「なぜ禍特対を仲間と思うのか?浅見はバディなのか?」は全然足りてないと思う。人間はでっかいカテゴリだけど禍特対と浅見は個人だから…。わたしはいつか神永マンが浅見や仲間にコーヒーを入れるんだと思って期待してたんだ。
話題の「セクハラ的描写」もこんなんやる尺あるならバディ・仲間との絆形成をもうちょっとやってくれよ〜という思いでいっぱい。
ケツ叩き、気合を入れるルーティンとして女は絶対やらないか?というと全然やると思うのでやるなとは思わないんだけどケツを正面からアップで撮るのがダッセ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と思った。他人のケツ叩きは完全にセクハラで、別に背中を叩くんでもいいじゃんと思う…ケツを勝手に叩いてよいほどの関係性が構築されてるとはとても思えないし。
匂いを嗅ぐのも要素としては全然ありで、話の流れとしてもなるほど!!!なんだけどあんな下半身までじっくり嗅ぐのはやりすぎだった。(スキャン音みたいなのするのはすごく良かった!)耳元、首筋だけでじゅうぶんサンプル取れるだろ。
滝くんの足の間からのローアングルカットも長々してて嫌だった。
巨大化については言わずもがなやし。メフィラス星人にこんな愚かやと思わんかったわみたいなこと言われてたのはフォローとして良かったと思います。嫌なら消しときますだけじゃなくて愚かって言わせたのは良かった。巨大化中、滝くんがずっと体の心配だけしてたのも良かった。
浅見さんが通勤時はスニーカーで出勤したらハイヒールに履き替えるの、そこ単体は良いと思うんだけどだったら出動時はスニーカーにまた履き替えるだろと思うんですよ。距離歩くのにハイヒールは向かないと考えて通勤時はスニーカーなんだろうから、だったら出動時もさっと履き替えるでしょ。明らか動くんだし。山とか行くし。ケツ叩いてる暇あったら履き替えるでしょ。道理が合わない。美人で脚が綺麗なさばけた女が短めのタイトスカートでハイヒールを踏み鳴らすのが良き!っていうなら最初から最後までハイヒールでいいじゃないですか。そこはもうカヨコでいってほしかった。
これ、マスカレードホテルで長澤まさみがどうやら女性従業員だけヒール指定っぽい職場で足がグネッとしながらお客様のために走り回っているのが見ていてすごく気になり辛かったのが強烈にわたしの中に残っているので余計気になった部分でした。
みたいな感じでひとつひとつがちょっとずつしつこくて積み重なってめっちゃキモくなる仕様だったので、ここについてどう感じるかは本当に人それぞれだと思う。

そういうヤダな〜〜〜はまあまああったんですけど総合的にはすごく気に入ったしできればもう一回見にいきたい。ウルトラマン見て渚カヲルのことがわかるようになるの本当に意味わからん体験で、これができただけでかなりの加点があった。
リピアの声はほんま言っとけ。

それにしたって良かった、ウルトラ縦回転……今も縦回転しながらこれを書いています。

映画『シン・ウルトラマン』公式サイト

2022年4月11日月曜日

Endless SHOCK(2022WEB配信版)

ライバル役佐藤勝利版SHOCK!!!!!

最初佐藤勝利さんがライバルをやると聞いたとき、嘘ォ!?絶対刀すり替えないよ!!と思ったんですが見終えた今、佐藤勝利さんに謝らなきゃいけない……と強く思いました。ナメていた、佐藤勝利さんを。ナメていたつもりなんてなかったのだが、結果的にナメていたことがわかった。デビューしたてのぷりぷりの頃の印象がいまだ強く、それがわたしの目を曇らせていた。ショウリは、刀を…すり替える…!
あと面白かったのが、わたしの中では佐藤勝利さんは中山優馬さんと同じ枠の主人公属性だったんですがSHOCKを経て主人公は主人公でも光属性の主人公(中山優馬)と闇属性の主人公(佐藤勝利)なんだ…とわかったことです。「闇の主人公」じゃなくて「闇属性の主人公」なんだよ…ダークな主人公じゃなくて闇属性の能力を使う主人公なんだよ…何?本当にわかったの?わかってないかも…闇を内包する光の主人公…?
でもだから(演出の違いもあるが)ユウマは「友達の死体をキレイにしたい」だったんだな…みたいなことも思いました。

それにしても佐藤勝利さん、演技がうまかった…佐藤勝利ではなかった…ショウリだった…すり替えゲージがどんどんたまっていくのがよくわかり、つらかった。2ゲージ目に突入してたもんな。
わたしはこれで3人のライバルを見たことになるんだけど、その中でも一番「一緒に遊んでほしかった」がびしびし伝わってくるライバルだったな…と思った。あの最後の子供の声の回想がすごく好きで、ああただ一緒に遊んでほしかっただけなんだな、同じところにいたかっただけなんだよなって思ってめちゃくちゃになっちゃうんだけどなんか本当にそれだった。
一緒に遊んでほしいのにコウイチはどんどんどんどん先に行っちゃうから、不器用ながらも待ってって言ってるのになんも聞かねえんだもんなコウイチ。コウイチも若かった…って…コト!(光一の年齢が邪魔するんだよなこの辺)
コウイチ、ひとりで高みに上り詰めたい天才ではなくてみんなであの星を掴みたい!ってタイプなのにそのみんなのことをひとりひとりの個として見れてない感じがあってそういうところがさ……。毎日あれこれ変えるからみんなついていかれへんのじゃい言われたときに考えなきゃいけなかったと思うんだけどキレちゃったからな……。何もかも真剣が用意されてたのが悪かったと思う、どこから出てきたの真剣?持ち主は誰だ?しょっぴかれないか?

ネックレス似合わない選手権が開催されたのが面白かった。(ショウリもコウイチもそのネックレス似合ってねえな…という瞬間があり、コウイチがネックレスを舞台に置いて棄権したため選手権はお開き、ノーゲームとなった)

ゴーストコウイチがショーの主役をさらっていくところで端っこに突っ立ってガクーとなってるライバル好きなんだけど映像配信だとあんまり映らなくてクソッ見せろよーーーー!!!!!!になった。ワイプで出しといてほしい。

一番言いたいの、配信だからって休憩なくていいと思うなよ!!!!!!!ってところです。いやもう後半集中力切れる切れる、気が散ること散ること、ひどかった……5分でいいから休憩入れようよぉ!見終わったあと脳味噌疲れ果ててて無になったもん…休憩は入れましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2021年12月30日木曜日

劇場版呪術廻戦0

可愛かった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。もうこの一言に尽きる、可愛かった。ありがとう劇場版呪術廻戦0。可愛すぎる、夏油傑(語呂がいい)
再会時の「悟ゥ〜〜〜〜♡」がそれはもう素晴らしく、お前……っ!という気持ちになりました
なんかすげえ元気でよかったね、いや原作通りなんだけど…ずっとウキウキしていたじゃない…

里香ちゃんも最初から最後までずっと可愛くてポーッとしちゃった。呪霊から出る液体が紫になっていたので「りかあかすきぃ」「あおはどこ?」がちょっと変わってた。このセリフなんか好きだったのでこのまま聞きたかったけど映像で真っ赤な血ブシャーはまあまあ怖いしな…
変わってたといえば五条悟の「女は怖いねぇ」がなかったので偉い!と思いました。いや五条悟がこれを言うか言わないかで言うと言うな〜!と思うんですけどツッコミもなく注釈もない場でこんなん言うのは非常に良くないので削ってくれて嬉しかったですね…
本当に里香ちゃんがずっと可愛くてよかったな〜。Kissのあとの叫び、めちゃくちゃ良くてちょっと泣いちゃったくらい。純愛ビームが紫がかったピンクでよかった。純愛だからな。

百鬼夜行でいっぱい本編キャラが出てきてカクイー戦闘を見せてくれたの、豪華でよかった。冥冥さん素敵やったね〜!本当にいろいろ出てきたので先を知っている身として「ウウッ…元気そうで…」という気持ちにたびたびなった。一番先を思ってグゥ〜〜になったのは真希さんが「内から禪院家ぶっ潰したる」言うてたとこだけど…。やったったもんな、完膚なきまでにな…
パンダのゴリラモードがあって嬉しかった!めっちゃかっこよかった!

乙骨CV緒方恵美、どうなのかな〜と思ってたがなんやかんややっぱり緒方恵美氏はすごいと思った。「死んじゃダメだ死んじゃダメだ」は笑ってしまったが…。ちいかわのオデのパロで「め ちゃ く ちゃ に し て や る !!」って暴れる乙骨やシンジくんが見たいね、と友達と百回くらい話した。もう聞いた気がするんだよな「め ちゃ く ちゃ に し て や る !!」

それにしてもしみじみ思うが五条悟、夏油傑のことを愛している…。愛しているのか、悟…夏油傑を…と何度も問いかけてしまったね。悟…そんなにも…そんなにも、愛しているのか…。いや本当、愛してたじゃないですか…魂がひっついとるんよな…。呪術廻戦0、五条悟の魂の一部が本当に失われるまでの話でもあるからな…。最後の言葉は「愛してる」で決まりなんよ。(そうか?)(おかえり、頑張ったねなのかな〜)(いや…「愛してる」だろ…)(愛してた、かもしれん…)(そうら、括弧の花束だ!!!!!(((((((())))))))括弧の花束、サリンジャーが「シーモア-序章-」で使ってた表現なんですが大好きなんですよね。「愛してる」だった場合夏油傑は愛を告げることを呪いと感じていないことになる。エモいな。
実際五条悟、夏油傑を愛していましたよね…なんか映像で見て声を聞いて、何度目かの確信を得た。五条悟、夏油傑を愛していると…どのようなカップリングが成立している世界だとしても、五条悟が夏油傑を愛しているという事実自体は決して変動しないだろうと何度目かの確信を得たのだ…。IMAXで見る五条悟と夏油傑の永遠の訣別、キマった。パンフで櫻井孝宏氏が「愛とまでは言いませんが」と話しており、言えよ!!!!!!!!!!!!!!!!!と思いました。

テンポも良かったしオリジナルのシーンも良かったしバトルも気に入ったのでもう一回くらい見に行きたいけどどうだろうな〜…唯一ちょっと気に入らなかったのはBGMで、曲は良いし使われ方もおおむね良いんだけど歌ありの曲がかかるところでちょいちょいうるせえな…と思うところがあった。あったがああいうのはたぶん芥見先生めっちゃ好きそうな気がする。わたしは澤野弘之の曲が好きで、使われてるアニメなどで歌ありでもうるさいと思ったことはないんだけどそう思う人もいるよな、みたいなことを思った。

中身が脳じゃない夏油傑のぬいぐるみが手に入ってうれしい。脳のぬいぐるみと一緒に並べて机に置いてる。(脳のことも大好きなので……)

映画のあとはパルコのモルカー展を見に行った。悟は自分のことをちいかわだと思っているとわたしは感じているので、悟はモルカーも好きだろうと思う。悟、かわいいね、モルカー…悟はどのモルカーが好き?わたしはね、ローズが好きだよ。

『劇場版 呪術廻戦 0』公式サイト

2021年10月12日火曜日

マスカレード・ナイト

 2019年公開『マスカレード・ホテル』の続編。ネタバレあります。

またあのホテルで事件起こるの?大変だな…と思ってたが作中人物も「また!?」みたいな反応だったので面白かった。
冒頭の木村さんのアルゼンチンタンゴ、あまりにも『美』でそら当初の予定より尺伸びるわ。またここは新田がタンゴの先生である女性を口説こうとしているシーンなわけで、お色気ムンムンでハワワ〜!でした。
後半でもう一度木村さんは踊るのだけど、冒頭では男性としてリードをやっていたのが後半では男性としてフォローに回り、男性同士のアルゼンチンタンゴを見せるのです。ちょっと!そんなことあります!?最高。パンフレットでも言及されてるようにフォロー側だからといって女性のように踊るのではなく、男性としてのダンスと色気でめちゃくちゃかっこよかった。お相手も木村さんのパワーに負けないかっこうよさで、やだーもっと尺取って!無限に見せて!と思っちゃった。

沢村一樹がクソ迷惑客で嫌すぎてさすが沢村一樹だぜ〜!と思った。途中で正体は察したんだけど、だからこそ他のお客さんに迷惑かけるのはダメでしょ……山岸さんも山岸さんだよ。いくらお客さまの要望には必ず応える、無理と言ってはダメという信念(ルールなのか?)とはいえ「あの女性客と今夜のパーティーで踊りたい、セッティングせよ」に応えちゃダメでしょ。「ふたりで話す場をご用意します(その後の交渉はご自分で)」が正解なわけねえだろ!めちゃくちゃでけーサプライズプレゼント先にされて「実はあのお客さまからです…お話したいそうです…」って言われて「会いたくないです」って言い辛すぎるし会って断るっていうのもあまりにも負担かけすぎ!そもそも何の関係もない泊まってるだけの(しかも夫婦で)客に「断らせる」ってコストをかけさせるなよ〜〜〜〜〜〜という気持ちでいっぱいで、絶対このホテル行きたくねえ〜〜高い金払ってこんな目に遭わせてくるホテル最悪すぎる〜〜〜〜〜〜〜口コミにめちゃくちゃ書くしツイッターにも書くわ マスカレード・ナイト、すごーーく面白い映画だったけどここだけはマジで真剣に最低最悪で、100点満点の減点方式とすると俺はこの部分で80点マイナスする。いま誰かと会ってお酒を飲みながらこの映画の話をしたら、ゆうに30分はここの不満をでっけー声で話し続けてしまう。誰かと会わないしお酒を飲みながらでっけー声で話さない環境で良かった。良くないんだけど。1時間は話すかもしれない。あまりにも不満すぎてもうこの部分の言及これ以上言うことないのにまだ腹立ってるから改行すらできないんだもんね。次に行けねえ〜。「会いたくないので断っておいてください」と言ったところで向こうは自分の顔を知ってて同じホテルに泊まってて同じパーティーに参加するんだぜ。もう当初の気持ちで楽しめねえだろ

落ち着いた。次に行きます。
関根くんが何か前作以上に新田さん新田さん!わふんわふん新田さん!新田さんわふん!わふん新田さんわふん!という感じでかわいかったね〜。刑事として経験を積み成長することで新田さんに元気よく絡むようになったか?
客として潜入してる刑事たち、ず〜〜〜〜〜っとロビーにいるのであの人ずっといるな…って怪しまれないか?と思ったけど沢村一樹もず〜〜〜〜〜っといたので問題ないと思われた。
今回もさんまちゃんは出ているらしい、前回は全然わかんなかったけど今回はどうかな?と思ってたら気付かないのはさんまちゃんを知らない人だけ、というくらいの出方で笑ってしまった。人間の顔見たくねえ〜って要望出して泊まりに来てあれはそら悲鳴を上げるよな。解決方法が「それは無理でしょ」すぎて面白かった。無理でしょ。
博多華丸、怪しすぎて良かった。麻生久美子さんも美しかったね〜!
タイマーについてはめちゃくちゃわかりやすく残り時間を描写してたせいでだいぶ茶番感強かったな……時計といい、丁寧に伏線を張りすぎではないか?と思ったがこれは個人の好みにもよるだろうな 丁寧な伏線描写そのものは大好き
パンフレットがオシャでよかった!


ここからすごくネタバレ


映画『マスカレード・ナイト』公式サイト

犯人、男性として生活しているというには説得力が弱くないか〜〜〜〜と思っちゃった。もっと男性として生活しているという設定に本気で向き合ってほしかった……。一回疑いが晴れたらもう疑わんやろ?というつくりは良かったと思う(正直びっくりした)
原作から性別変更されてるということで(わたしは男性設定が女性設定になったというよりはトランス男性設定になったんだと思ったが…)なんか「女は怖い」なのか?と思わせる点がままあってちょっと嫌だったな。前作も怖い女が犯人で、今作もまあそういうことだし、作中もパンフ読んだ感じも「男性役を女性が演じた」じゃなくて「男性設定のキャラを女性設定に変えた」ってニュアンスだし…
容疑者たちも男性はだいたいこう…弱々しくて流されてて…って雰囲気だけど女性はみんなウワ怖!という雰囲気で…なんだかな…という印象は拭いきれんかったです。
そういう印象だったけど全体としてはよくできてて画面も美しくて面白い映画だったので見に行って損は0だった!
最後の謎演出はそれ毎回やるんだ……と思った

2021年3月8日月曜日

シン・ヱヴァンゲリヲン劇場版:||

今日もワワーッと思いつくままに書くのでめちゃくちゃです

エヴァとの付き合いは友達に借りたフィルムコミックから。どう思ったのかとかはもうあんまり覚えてないんだけど、そのあと再放送やってると知って自分専用にしてもらったテレビデオで録画してドキドキしながら見てた。ミサトさんと加地さんの例のシーン、何やってるのか何言ってるのか全然わからんかったのは覚えてる。
映画館は親が見たいと思った作品を見に連れて行ってもらうもので、エヴァの劇場版なんてそもそもやってることすら知らんかった。当時はレンタルビデオ屋に通い詰めてたのでそこで見つけて見たんだったと思う。全然意味がわからんかったことは覚えてる
カヲルくんがす〜〜〜〜〜ごく好きだったけど、ファンロードとかでお姉さま方が阿鼻叫喚になっていたのだというのを知ってそうなのか〜とか思ってたな…登場時間○分とか…
見たのもアニメにはまり出したよちよち歩きオタクだったからなんもわからんかったんだよな、新しさ…?とか…なんか「エヴァっぽい」のがそのあとどんどん生まれたのは認識してたけどほんとこう エヴァが業界に与えた影響とかそういうのはわからんかった よちよちしとったから…
そんでもうちょっとオタクとしての物心がついてから再視聴したり漫画版なんかで「俺とエヴァ」が育ち、新劇場版へと相成ったというわけ……

シンエヴァ、良かった、すごく
本当に決着をつけやがった!!落とし前をつけやがった!!という気持ちがすごい
「自分のやったことは自分でケジメつけなきゃ」みたいなセリフが何度か出ててもうそのまんまそういうお話だったな 庵野くんもケジメをつけていった…

前半のシンジしょぼくれ状態の話のつくりうまかったな うじうじしてるところを見続けるの、アスカも言ってたけどこっちもしんどいので「そっくりさん」のほのぼのパートが良い塩梅で入るのが良かった(まあ絶対ダメだよこれ…絶対こう…絶対ダメでしょ…と思いながら見ててダメだったので悲しかったね…)「おはよう おやすみ ありがとう さよなら」すごく好きだ 「おまじない」って説明は良いね
『Q』がほぼほぼシンジ主観だったんだな、見えてるものも聞いてるものもシンジ主観のものだったんだなっていうのが今回よくわかって、ミサトさんやサクラはああこういう気持ちであれもこれも言ってたのか…としみじみ思ったんだけどそれをやるには8年だか9年は長すぎるよ!!それはそれとしてやっぱ説明大事、対話大事。対話が大事だよな……
親子喧嘩おもろかった エ!特撮じゃん!となってすごく楽しくなっちゃった アニメで特撮やっとる!ウフフ セットが見えるのおもろすぎるでしょ
デッカ〜イ綾波が「見て」いて、ミドリがなんか変!みたいなこと言うあたりでスクリーン見てる自分とデッカ〜イ綾波が一瞬リンクしてウワッとなった
そしてスケールのでかい眼球損壊、ありがとうありがとう…最高でした…
「希望の槍カシウス」このタイミングで聞くとウグーーーッ!!になった(2021/03/08現在グランブルーファンタジー周年イベント中、「カシウス」帰還の目が見えてきたところ)

ゲンドウの独白良かったね 俺たちはゲンドウのことなんも知らんかったなそういえば…みたいな気持ちになった おめーはよー息子に話聞いてもらえて許されてラッキーだったな!『最後の西遊記』の誰にも情がないから完全無欠に強かったとーちゃんが愛することを知って「弱く」なっちゃって、っていうエピソードが好きなんだけどまあそういう。つながると「弱く」なるけど、つながるのは仲良くなりましょうというおまじないだしおはよう、おやすみ、ありがとう、さようならなんだよな 「見送りたかった」というのもたまんなかったな 『木更津キャッツアイ』だ(ちゃんとお別れがしたかった、だ)
あとまあやっぱり『まどマギ』だし『叛逆の物語』だし でもその先だよね
シンエヴァでやってること言ってること、わたしがこれまで読んだり見たりしてきた物語のあそこで見た、あれにあった、これで読んだみたいな要素がほとんどで目新しいことはないと思うんだけど 行こう、もっとその先へ行こうっていう感覚がすごく強くて気分がよかった あれもこれも普遍的でみんなが考えていてみんなが答えを出そうとしていることだから、あれで見たこれで見たになるのは当たり前だしエヴァを見ていてそういう気持ちになれるのはすごーく素敵だった

「頭を撫でてほしかった」アスカ、もうめっちゃ泣いたし人形からケンスケが出てくるところでワンワン泣いちゃった なんでそんなにケンスケになついてるのかな?と思ってたけど、そうかあ頭を撫でてくれたんだ…って思って そんなの嬉しくて嬉しくてたまんないよね 役に立ちたいよね すごいよなあ 「頭を撫でてくれた」んだよ…そう、ケンスケとアスカの関係が良くて嬉しかった!アスカが裸でいてもワーもウーもなくてすごくフラットで、まあ肉体的には倍くらいの差があるからだとも思うけどめっちゃくちゃ「ふつう」で良かった 加地さんはなんかこうおこちゃまを受け流すみたいな感じだったけど(だった気がする)ケンスケは「ふつう」だったじゃん、良かった 精神的には同い年なのちゃんとわかってるからか でも頭を撫でたんだよな…すご!

一番泣いて顔クチャクチャになったのは、いっぱい浮かんでたなりそこないのエヴァみたいなのが元の人間のかたちに戻っていくところで猫を抱きしめてた女のひとが映ったところ
最後の瞬間に猫を力いっぱい抱きしめたのかなと思ってもうたまんなくなっちゃった
だってわたしもきっと猫を抱きしめるもん 序盤でトウジが「犬とか猫とかおるだけで嬉しい」みたいなこと言ってたじゃん(すごいあやふや)それも思い出してワ〜〜〜となったし
「子供をつくること」「子供を育てること」についてもずっと描かれてたけど愛ってそれだけじゃないよねというか だって最後の瞬間に猫を抱きしめたりもするしさ

ラスト、やられた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と思った
やられた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

映画監督神木隆之介好きすぎ問題、何?

マリ、何?(いや正体ははっきりしたけどはっきりしたの正体だけやん!)

なんかほんまにエヴァ終わると思ってなかったから終わっちゃってまだポカーンとしとる
これ作ってまだやる気ある庵野くんつえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜よ

カヲルくんのことはちょっと難しかった…でもすごくお疲れ様という気持ちになった 
カヲルくんのTシャツ着ていったんですよ、ユニクロの 背中に「希望は残っているよ、どんなときにもね」って書いてあるやつ 希望は残っていたよ、どんなときにも
あ!親子喧嘩中にピアノを見るところすごく良かった!

一番好きなシーンは猫を抱きしめてた女のひとが映るところ!


エヴァンゲリオン公式サイト


2021年2月18日木曜日

Endless SHOCK(映画館上映版)

2020年、コロナ禍において公演中止になったミュージカルEndless SHOCKの無観客撮影バージョン。 

スクリーンを意識してか全景があまりなく登場人物のアップが多いんだけど、そのぶんここを見ろ!大事なのはここ!今ここ!この表情見た!?そしてこう!こうこうこう!という流れがめちゃくちゃわかりやすく演出されててわかる〜〜〜〜!!!!!!!!になった
友達の死体を綺麗にする感はわたしが見ることのできた2019年大阪版に比べると薄まっていた気がする
ユウマが演者の光属性と若さによってか「コウイチの最後のショーを光り輝かせてあげたい」みたいなふうに見えてたけどタツヤは「コウイチの最後のショーに共に立っていたい」って感じだったな

上田竜也のライバル、めちゃくちゃ良かった めちゃくちゃに情念の男だった
わたしが中山優馬くんにものすごい光を見すぎているせいでユウマを見るにあたってその先入観がノイズになってたところがあるんだけど、上田竜也が演じるとアー!!!!!これはダメだ!!!!!!これは!!!!!!ダメだ!!!!!!!!!!なにもかもおしまいだ!!!!!!!!!もう取り返しがつかない!!!!!!!!!!!!と受け取ることができておしまいになった

上映版ならではの演出・編集が色々あったけどタツヤの慟哭とコウイチの断末魔の叫びが重なるところがすごく良かった
刀がスポーン!!って飛んでいくところは近くで見るとだいぶ面白かった
あとなんかやっぱ乳首って出てると見ちゃうな…お、乳首だな…って目がいっちゃう パンフにも乳首があってお、乳首だな…って見ちゃった 絵にするときに乳首省略するのは理にかなっていると思う 乳首を見てもらう理由がないときはノイズだもんな でも乳首だってノイズのつもりでついてるわけじゃないんですよ ノイズなのはおれたちの視線

斜め上からのアングル、近距離で見る階段落ちはものすごく恐ろしくて、あれもうやめたほうがいい…と思った
やめたほうがいいよね…タツヤだって「何かあってからじゃ遅い」って言ってた
コウイチ、あれでめちゃくちゃ追加ダメージ受けてトドメになってると思うし…

序盤の飛ぶコウイチ、また「人間って飛べるんだな〜」と思った
ぐるぐる飛ぶのに合わせてスピーカーから聞こえる歌声もぐるぐる回っていて素敵だっ
 序盤の飛行に比べると終盤の飛行は「飛ばなければならない」という緊張感がすごくて飛べるんだ感がそんなにない気がするな、意図的なものだろうか 難易度も全然違いそうだしな

パンフレットが良すぎて百万回読んでる
コウイチの正義は決して、全ての人にとっての正義ではない。トップに立つことができた、一握りの存在の一人であるコウイチは、物事は立場によって見え方が異なることが理解できておらず、それが作中の悲劇を呼ぶのでしょう。
タツヤにとってコウイチは、反発しながらも、家族のような存在です。そんなコウイチに『Japanesque Show』の前に”お前は、もうステージに立つな”と言われてしまう。その言葉を聞いたタツヤは自分が切り捨てられたと絶望し、ならば全てをめちゃくちゃにしてやる!と、刀をすり替えてしまいます。
良くない?そんなあ…そんな…ハァ…
自分が近付くものを焼け焦がす太陽であることに気付かず、そして自らも燃やし尽くす太陽の男と、太陽に焦がれて燃やし尽くされる情念の月の男…

一年後のショーでパーカッションの人出てくると「パーカッションの人!一年後も元気で…一緒にやっているんだね!!」と思う

最後の挨拶で「(コロナ禍でなんやかんやで)”Show Must Go On”というのは”幕を開けなければいけない”という意味ではなく、”次のステージに進むためには何をすればいいか”を考える機会になった」みたいなこと言ってていいな……と思った
作中でショーを続けろ、ショーを続けろと言うけどショーを続けるって何があってもショーをそのまま進行し続けるって意味じゃないと思うし

それにしたってほんとタツヤの情念 たまんなかったな
苦しかった…おしまいだ…
でもやっぱり真剣が突然出てくるのは納得しきれねえ 誰が真剣を用意し、すぐすり替えに使えるような保管の仕方をしていたのだ…

今回映画っぽい雰囲気で見られたことで、アニメとかにならねえかな…という気持ちになった
それかノベライズとかされないかな、加藤シゲアキ先生とかで…

TOHOシネマズ日比谷では3月末まで上映するそうです。いいな〜

2020年11月29日日曜日

羅小黒戦記

字幕版の時から気になってたけどタイミングが合わなくて見れずにいたものがCV櫻井を引っ提げて吹替版としてやってきたしそこかしこから感じる目配せがすごかったので、ステイホームを決め込んでいた体を自転車に乗せてえっちらおっちら見に行った。もう引っ越そうという直前に意外とここまで自転車で来れるんだな……ということに気付いてしまいもっと早く気付いていれば色々見られたのでは……と思ったのであった。4DX版を見ましたよ。背中をボコボコ叩かれてなかなか気持ちよかったです。

わたしは「地球くらい大きなキャンバスじゃないと描ききれないくらいだと本人が言う夢は他人からはささやかに見えるほどの夢で、そしてそれは叶わない」という物語に脆弱性があって(なるたるだ)その夢が「帰る場所がほしい」「故郷に帰りたい」「大切なひとといたい」みたいなものだともう本当にだめだし、それはそれとして人間を滅ぼしたいとか復讐したいとか世界を壊したいとか更地にしたいとかそういう行動を取るキャラクターをめちゃくちゃ応援してしまうのでま〜本当にだめだった めちゃくちゃに傷ついて帰ってきた。泣く泣くと聞いていてよーし泣くぞ!と思って見に行ったけど涙は一滴も出なかった。めちゃくちゃに傷付いたしやるせなかったし寂しくて仕方なかった。

あんまり感想も書きたくないと思ったんだけど残しておくのは大事だなとこのブログを始めてからしみじみ思うので書いておく。読み返さないし推敲もしないのでめちゃくちゃだと思うし矛盾しまくるかもしれないけどそういうのを残しておくのもたまには必要かと思う。

シャオヘイが愛おしすぎるとかムゲンかわい〜とかあるんだけどどうしてこうなっちゃったんだ、で頭がいっぱいで何もする気が起きないし考える気も起きないんだよな。わたしは生き物すべては「帰りたい」という願望があると思ってて、何もそれは故郷だけが対象とは限らなくて、とにかくみんなどこかに帰りたいだろうと思ってるんだけど、ただそれだけの願いをフーシーはああいうことをしないと叶えられない(と思っていて…思っていたのかもわからないけど)、それどころかどこかの時点ですでにそのたったひとつのささやかな願いを見失いつつあったんだろうなと思うとも〜〜〜〜本当にだめだ でも最後にフーシーは勝ったなあ、とも思うのでそれにも心がめちゃくちゃにされてしまった。「忍の魂は渡さない」って感じはあったよな。

見かける感想の中にわりと頻繁に見た気がする「フーシーのやり方は良くなかったけど」とか「絶対許されないことだったけど」みたいな前置きにモヤモヤとしてたのが視聴したことでより鮮明に最悪じゃんそれ!と思うようになった。フーシーのやり口についてとか、じゃあどうすればよかったのかとか、何が正しかったのかとか、そういうのはあの物語の中のキャラクターたちにしかわたしは語ってほしくないし、何より人間という生き物がフーシーのやったことについて良くないだとかダメだとか許されないとか言うのが嫌で嫌で嫌で仕方ない。何様のつもりなんだ、どこから目線でそれを言えるんだ、わたしたちが奪ったのにどうしてそんなことが言えるんだ、わかんない。でもフーシーについて話すときにどうしてもそういうエクスキューズを入れなきゃいけないのはわかるのでとてもつらいし悲しいしやるせない。
でもわたしたちが言えることじゃないとわたしは思う。この先どうしていくか、はわたしたちも考えなきゃいけないとこだけども。

こういうタイプの物語で特に日本でよく見る「人外に許させる」展開が好きでもありめちゃくちゃ嫌いでもあるので(描きかた次第ではあるよな)ちょっとドキドキしてたけど全然そういうんじゃなかったのでそれはよかった。
子供というものに対して大人はどう接するべきなのか、というのがワ〜こちらではなかなかお目にかかれないやつが芯から浸透してる感じがすげ〜というのも思った

帰りたいな、どこかに帰りたいね〜。

やっぱりこれあんま書き残したくなかったなと思うんだけどせっかく書いたので残しておきます。しっちゃかめっちゃかでごめんなさいね。


映画 『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』 公式サイト